北海道のアークス、岐阜のバローHDと山口のリテールパートナーズは3社同盟を組んでいます。近所にリテールパートナーズの店舗がなく、馴染が無いのですが、調べました。
地方の食品スーパー連合。
15年山口の丸久と大分のマルミヤストア、17年福岡のマルキョウ統合四季報
沿革
1954年 山口県防府市に設立
1984年 株式上場
2019年 アークス及びバローHDを割当先とする第三者割当増資を実施
事業内容
スーパーマーケット事業を主として、その他の事業

業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連21.2 | 241,844 | 8,384 | 9,279 | 4,932 | 112.5 | 22記 |
連22.2 | 239,519 | 5,372 | 6,215 | 3,371 | 76.9 | 22 |
連23.2 | 234,793 | 5,283 | 6,181 | 2,917 | 66.8 | 22 |
連24.2 | 252,161 | 6,740 | 7,725 | 4,717 | 109.9 | 28記 |
連25.2 | 266,741 | 6,823 | 7,999 | 5,225 | 121.8 | 38記 |
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金244(19%)
有形固定資産648(51%)
投資有価証券121(10%)
負債
有利子負債136(11%)
純資産
自己資本比率66.7%
配当性向31.2%
利益剰余金610(48%)
損益計算
売上高
営業利益率2.7%
経常利益率3.1%
当期純利益率2.0%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 40 | 41 |
固定資産 に対する支出 | 42 | 44 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 3 | 0 |
配当金の支払 | 10 | 13 |
株価 個人的な購入価額
1,418円(2025.7.18)
時価総額66,144百万円(07/18)
配当利回り(会社予想)2.82%(07/18)
1株配当(会社予想)40.00円(2026/02)
PER(会社予想)(連)11.07倍(07/18)
PBR(実績)(連)0.71倍(07/18)
EPS(会社予想)(連)128.13(2026/02)
BPS(実績)(連)1,988.89
ROE(実績)(連)6.31%
自己資本比率(実績)(連)66.7%
直近5期の平均EPS:98円
進捗:26%(1Q)
需要・顧客構造(+10%):
食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。
競争環境(▲10%):
スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・バローHD・平和堂・マックスバリュ・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・マミーマート・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。
九州地区は、トライアル、イオン九州、業務スーパーが出店を進めており、競争環境は厳しそうです。
ビジネスモデルの有望性(▲10%):
山口・福岡・大分・宮崎に多く店舗を有しています。
都道府県名 | 2023年2月期 | 2024年2月期 | 2025年2月期 |
広島県 | 5 | 5 | 5 |
島根県 | 1 | 1 | 3 |
山口県 | 78 | 78 | 80 |
福岡県 | 63 | 63 | 61 |
大分県 | 53 | 53 | 53 |
熊本県 | 16 | 16 | 16 |
佐賀県 | 6 | 6 | 6 |
長崎県 | 15 | 14 | 14 |
宮崎県 | 29 | 35 | 35 |
鹿児島県 | 1 | 1 | 1 |
合 計 | 267 | 272 | 274 |
これらの地域は人口が減少しており、将来性は厳しそうです。
株主優待(+15%):
年2回買い物優待券もしくはJCBギフトカードがもらえるのは魅力的です。

ギフトカードを選択すると、金額が下がる会社が多いのに、リテールパートナーズはどちらも同じ金額でお得感があります。
個人的な好み(+10%):
自己資本比率が66.7%と高く財務が安定しています。また、配当性向40%とし、累積配当を目指している所が魅力的です。
ただ、近くにリテールパートナーズの店舗がなく、店舗の強みが分かりづらく、購入には消極的です。
個人的な目標株価
PER98×14倍=1,372
PBR1,989×0.7倍=1,392
プレミアム1,382×1.1×0.9×0.9×1.15×1.1=1,558
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
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以上
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