ヤクルトの株価が大きく下落したので、思わず100株購入しました。
株主優待もあるので、下落が続くようなら、買い増しを視野に調べました。
株価指数
2,402.5円(2025.8.31)
時価総額797,595百万円(08/29)
配当利回り(会社予想)2.75%(08/29)
1株配当(会社予想)66.00円(2026/03)
PER(会社予想)(連)15.56倍(08/29)
PBR(実績)(連)1.29倍(08/29)
EPS(会社予想)(連)154.41(2026/03)
BPS(実績)(連)1,861.47
ROE(実績)(連)8.11%
自己資本比率(実績)(連)66.4%
株主優待

保有株数及び保有年数に応じて株主優待が変わってくるようです。以前は、ジュースと素麺・ローションの贈呈でしたが、今年から乳製品が加わりました。
乳製品等はヤクルトレディーからの受取となり、電話での受け取り日時の調整が必要で、手間がかかります。スーパーでヤクルト1000が販売されているので、優待受取でわざわざ乳製品を選択しなくても良いと感じました。
500株以上、1,000株以上、3年以上、5年以上の乳製品が気になります。ネット検索しても内容が出てきません。ただ、ランクアップしたとしても、乳製品には賞味期限があり、100株×5倍の40本程度のヤクルト1000が到着しても、賞味期限内に飲みきれません。500株でヤクルト1000×2セットなど優待利回りは減少すると予想しています。
ヤクルトの販売方法
全国にヤクルトレディーがいて、個人に手渡しによる配送網があります。冷蔵庫が復旧していない、スーパーにヤクルト製品が置かれていなかった時代は、毎日、個人の手渡しによる配送網は非常に有効だったと思います。しかし、スーパーに当たり前のようにヤクルトが置かれており、アマゾンや楽天やスーパーの宅配網が発達しており、ヤクルトの優位性が失われている気がします。
一方、自治体と協力しながら「愛の訪問活動」という高齢者宅の安否確認サービスを提供しています。ヤクルトを配送するのではなく、高齢者の見守りという方向性で生き残れるチャンスがあるのだと思います。大家負担でヤクルト配送を行い、孤独死などの異常を早期に発見する取り組みもあるようです。訪問宅配・見守りサービスの価値を適切にマネタイズできれば、生き残っていける可能性があると思います。
また、ヤクルトの施設内には託児所があり、女性が働きやすい職場だというのは魅力的です。人手不足が深刻化しているので働き手を確保できるのは強みだと思います。
競合他社との比較

乳業・乳製品を扱う大手企業の業績を比較しました。森永乳業以外減益となっています。ヤクルト本社は大幅減益となっていますが、利益率は9.4%と頭一つずば抜けて良いです。
スーパーの商品を見ていても乳業市場が激化している気がします。キリンがプラズマ乳酸菌を発売するなど、新規参入も増えている気がします。
どのメーカーの製品が最も優れているのか、全く分かりません。気持ち次第な気もします。
下がったら買い増そう
自己資本比率が高く、キャッシュリッチな会社です。減益とはいえ利益率が高く、海外売上比率が高いです。アメリカに製造拠点の新設を進めており、海外事業の深化にも期待が持てます。
また、寒くなると感染症が流行します。健康意識の高まりから乳製品を購入する人が増え、業績の改善にも期待が持てます。
資金に余裕がないので、大きく下落したタイミングで買い増していこうと思います。→そんな日は来ない?
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