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ヤマダHDグループの日本アクア(1429)

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ヤマダHDの株価が年初来最安値を更新しています。MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)指数からヤマダHDが除外されたようです。有名な指数で、年金などの大型資金に組み入れられている指数なので、資金の流出度合が大きそうです。

底だと思い、ヤマダHDを買い増しました!!結果、700株まで積み上がりました。含み損は膨らんで苦しい、ですが安く買えて、優待もあり、PER・PBRも非常に安いので買い増ししたいです。そこで、ヤマダHDのグループ会社を調べてみました。

日本企業は「資金を投資に回さず、成長機会逃した」…日本株離れする海外マネー

讀賣新聞オンライン

家電量販首位。
家電販売から住宅・リフォーム、家具に進出。
住宅はM&Aで業界上位の一角に

四季報

沿革

2004年 硬質ウレタンフォームの現場吹付発泡による住宅用断熱材の施工、販売を目的として名古屋市に設立

2009年 ヒノキヤグループの連結子会社となる

2013年 株式上場

2019年 不燃性断熱材アクアモエンを販売開始

2020年 ヤマダHDによるヒノキヤグループへのTOBが実施され、ヤマダHDの連結子会社化

事業内容

建設業法による建設工事業種区分で熱絶縁工事業に属し、断熱材(建築物断熱用吹付け硬質ウレタンフォーム(注))の開発・販売・施工を主な事業

  • 戸建住宅向け断熱材の施工販売
  • 建築物向け(マンション・病院・学校・オフィス・冷凍倉庫等)

業績

業績売上高営業 利益経常 利益当期 利益一株益 (円)一株配 (円)
単18.1219,41776676448915.210記
単19.1221,3661,9091,9091,27539.517
単20.1221,8721,8961,9111,34241.620

直近5期の売上高は150-220億円と毎年増加しています。赤字期はなく、利益が安定し、利益率も高いです。

財務諸表

資産

現金預金17億円(10%)
有形固定資産41億円(26%)

負債

有利子負債25億円(15%)

純資産

自己資本比率47.7%
配当性向46%
利益剰余金51億円(32%)

損益計算

売上高
営業利益率8.7%
経常利益率8.7%
当期純利益率6.1%

キャッシュフロー

投資額(百万円)

科目前期当期
減価償却費165186
固定資産 に対する支出770686

株価 個人的な購入価額

配当利回り(会社予想)2.93%(12/17)
1株配当(会社予想)20.00(2021/12)
PER(会社予想)(単)23.29倍(12/17)
PBR(実績)(単)2.92倍(12/17)
EPS(会社予想)(単)29.28(2021/12)
BPS(実績)(単)233.67(—-/–)

直近5期の平均EPS:30.3円

進捗:48-58%(3Q)

需要・顧客構造(▲20%):

断熱工事に対する需要は、新規住宅着工件数の影響を受け、景気悪化により業績が大きく悪化しそうです。また、内需に依存しており、人口減の影響を大きく受けそうです。

競争環境(+20%):

研究開発活動を行っておらず、製造拠点も有しておりません。また、開発拠点のテクニカルセンターの帳簿価額が56百万円、従業員数6人と営業拠点工務設備と比べると、小さい気がします。製品力・施工技術力はそこまで高くないと感じました。

一方、断熱材施工販売について、国内全域を受注可能とする23営業所の全国ネットワークを有し、認定施工店と自社施工部門を組み合わせて、受注を取ることができるので、競争力が高そうです。

ビジネスモデルの有望性(+20%):

環境意識の高まりにより、断熱性の高い家に対する需要が高まることが期待できます。また、リフォームも扱っており、既存の戸建ての断熱工事需要が高まり、成長が期待できます。

株主優待(+%):なし

個人的な好み(+20%):

私の実家が木造住宅であり、グラスウールを断熱材としていますが、とにかく寒いです。エアコン・ストーブを消すとすぐに寒くなります。着工の時に日本アクアの取り扱っている発泡断熱を使っていれば、もう少し、冬も快適に過ごせたと感じました。

個人的な目標株価

PER30×14倍=420
PBR233×0.7倍=163
プレミアム292×0.8×1.2×1.2×1.2=403

以上

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