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トヨタ系キーロックメーカー、東海理化電機製作所(6995)

企業分析
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最近トヨタ自動車に対する愛着が増しています。最寄りのタイムズカーはヤリス・アクアなどトヨタ自動車が多く、頻繁にトヨタ車を利用しています。

トヨタ車は燃費・走行性・ドライブアシスト機能に優れており、満足しています。昨年、トヨタ自動車は株主優待を新設し、長期で保有する妙味も増しました。トヨタ自動車の買い増しを視野に、トヨタ自動車系列の部品メーカーを調べることにしました。

トヨタ系自動車部品メーカー。
スイッチ、キーロック、シートベルト大手。
8割弱がトヨタ関連

四季報

沿革

1948年 愛知県西枇杷島町に株式会社東海理化電機製作所を設立、自動車用スイッチの製造、販売を開始

1961年 株式上場

1963年 シートベルトの製造、販売を開始

1983年 ステアリングホイールの製造、販売を開始

2020年 デジタルキー事業を本格化し「TOKAI RIKA Digitalkey」ブランドを設立

事業内容

HMI製品、スマートシステム、シートベルト、シフトレバー等、主に自動車用部品のメーカー

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
21.3440,06114,04519,01112,026131.850
22.3487,3039,21115,5573,56939.160
23.3553,12416,65624,06310,900119.464
24.3623,55828,82239,59224,850276.875記
25.3617,66035,43934,47927,808328.395

セグメント

有価証券報告書25年3月期

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金751(15%)
有形固定資産1,236(24%)
投資有価証券326(6%)

負債

有利子負債111(2%)

純資産

自己資本比率61.9%
配当性向28.9%
利益剰余金2,411(47%)

損益計算

売上高
営業利益率5.7%
経常利益率5.6%
当期純利益率4.8%

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費201207
固定資産 に対する支出269307

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得1480
配当金の支払6471

株価 個人的な購入価額

2,763円(2025.9.5)

時価総額246,554百万円(09/05)
配当利回り(会社予想)3.44%(09/05)
1株配当(会社予想)95.00円(2026/03)
PER(会社予想)(連)16.79倍(09/05)
PBR(実績)(連)0.74倍(09/05)

EPS(会社予想)(連)164.55(2026/03)
BPS(実績)(連)3,717.16
ROE(実績)(連)8.77%
自己資本比率(実績)(連)61.9%

直近5期の平均EPS:179円

進捗:37%(1Q)

需要・顧客構造(▲10%):

東海理化電機の扱う製品は自動車の販売台数に大きく依存しています。中でもトヨタ向けの販売比率が74%と高く、トヨタ自動車の販売動向に大きく左右されます。

東海理化 決算説明資料25年3月期

自動車業界は景気により販売台数が大きく左右され、東海理化の業績のブレも大きそうです。

競争環境(+10%):

トヨタ自動車が東海理化株を34%有しており、研究開発費に317億円支出しています。トヨタとの技術開発体制が強固であると予想し、技術と信頼性における参入障壁が高そうです。

ビジネスモデルの有望性(+5%):

トヨタ自動車は世界での販売台数がナンバーワンであり、HV車の販売が絶好調です。EV車の成長に陰りがみえ、継続的な成長に期待が持てます。

株主優待(+%):なし

個人的な好み(+5%):

自己資本比率が高く、ネットキャッシュが潤沢なのが魅力的です。配当政策としてDOE3%を設定しており、業績変動が激しい自動車業界であるものの、継続的な配当に期待が持てます。

ただ、東海理化を買うなら、トヨタ自動車の株を買い増したいという思いがあります。東海理化はトヨタ自動車の販売減という間接的な影響をうけ、まどろっこしいです。トヨタ自動車の販売不振でトヨタの株価が不振となる方が分かりやすく、トヨタ自動車の方が下落した時に諦めがつきます。トヨタ自動車には長期株主優待もあるので長く保有できる気がします。

個人的な目標株価

PER179×14倍=2,506
PBR3,717×0.7倍=2,602
プレミアム2,554×0.9×1.1×1.05×1.05=2,788

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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