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山崎製パン(2212)

企業分析
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国産のお米が5㎏5,000円超に高止まりしています。これだけお米価格が上昇すると、お米から小麦粉由来のラーメンやパンに主食を買える人が出てくると予想し、日清食品を購入しました。

しかし、日清食品の株価は下落しており、年初来最安値を更新する勢いで下落しています。日本株全体は上昇しているので、日清食品の下げが目立ちます。日清食品のブランド力・利益率・海外比率を考えると、十分お得感があるので、買い増しを検討しています。

お米から小麦食へシフト。同じ理由で山崎製パンも伸びると思い、調べました。

パン大手で国内シェア4割。
菓子パンが柱。
コンビニも展開。
子会社に不二家、サンデリカなど

四季報

沿革

1948年 創業者飯島藤十郎により開業、パンの委託加工を開始

1962年 株式上場

1967年 スーパーヤマザキ設立

1982年 コンビニ事業を本格展開

2006年 東ハトの株式を取得

2007年 不二家と業務資本提携し、株式を取得

2016年 米国ニューヨーク州のベイクワイズブランズの全株式を取得

2023年 神戸屋から製パン事業のYKベーキングカンパニーの全株式を取得

事業内容

食品事業:
主にパン、和・洋菓子、調理パン・米飯類、製菓・米菓等の製造販売

流通事業:
コンビニエンスストア事業、食品スーパーマーケットの経営

その他事業:
物流事業、食品製造設備の設計、監理及び工事の請負、事務受託業務及びアウトソーシング受託、損害保険代理業、食品製造機械器具の洗浄剤の製造販売等

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
22.121,077,00922,03226,12712,36859.122
23.121,175,56241,96245,52630,168146.225
24.121,244,48851,87356,30536,015178.645

セグメント

有価証券報告書25年3月期

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金1,524(18%)
有形固定資産3,586(41%)
のれん72(1%)

投資有価証券767(9%)
日清製粉グループ本社、オリエンタルランド、三菱商事、住友商事、モスフードサービスなど食品系と金融系の銘柄を有しています。

負債

有利子負債1,010(12%)

純資産

自己資本比率47.6%
配当性向25.2%
利益剰余金3,746(43%)

損益計算

売上高
営業利益率4.2%
経常利益率4.5%
当期純利益率3.1%

投資有価証券売却益14(0.1%)

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費403419
固定資産 に対する支出405457

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得43257
配当金の支払4651

株価 個人的な購入価額

3,249円(2025.7.31)

時価総額715,699百万円(07/31)
配当利回り(会社予想)1.54%(07/31)
1株配当(会社予想)50.00円(2025/12)
PER(会社予想)(連)17.41倍(07/31)
PBR(実績)(連)1.56倍(07/31)

EPS(会社予想)(連)186.66(2025/12)
BPS(実績)(連)2,076.41
ROE(実績)(連)8.87%
自己資本比率(実績)(連)47.6%

直近5期の平均EPS:93円

需要・顧客構造(+15%):

パンは米食よりもコストが安く、日常で食べられます。景気に変動されず、一定の需要がありそうです。

競争環境(+5%):

パンは山崎製パン、第一屋製パン、フジパングループ本社、倉敷製パンが手掛けており、個人のパン屋さんを含めると競争環境は厳しそうです。

しかし、山崎製パンは全国にパン工場を有しており、現地生産と現地配送によりコスト競争力が高そうです。

ビジネスモデルの有望性(+5%):

国内メインで少子高齢化の進展と人口減少により需要の先細りを懸念しています。ただ、国内パン市場規模は米価格の値上がり等により増加傾向であり、市場の拡大に期待が持てます。

矢野経済研究所 パン市場に関する調査を実施

株主優待(+3%):

1,000株で3,000円相当の優待品なので、ハードルが高いです。

山崎製パンHP

個人的な好み(+5%):

自己資本比率は47.6%と高く、現金保有比率も高く実質的に無借金経営です。自分はパンより米派なので、購入に若干消極的です。

個人的な目標株価

PER93×14倍=1,302
PBR2,076×0.7倍=1,453
プレミアム1,378×1.15×1.05×1.05×1.03×1.05=1,890

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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