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空港施設(8864)

企業分析
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羽田・伊丹に年数回行きます。魅力的なショップや飲食店が多く、飛行機で目的地に行く以外に、楽しめます。

JALとANAが19.8%ずつ有しており、景気に左右されず、安定した収益を稼ぐことができそうです。

羽田、伊丹中心に全国12空港で施設を運営・賃貸、熱や給排水も一部提供。
一般ビル賃貸も展開

四季報

沿革

1970年 国際航業より分離独立し、空港施設を設立

1993年 株式上場

2016年 東京都大田区にホテルJALシティ羽田 東京 ウエストウイング竣工

2021年 神奈川県横浜市に金沢八景国際コミュニティプラザ(国際学生寮)竣工

2022年 AFCアセットマネジメントを設立

事業内容

区分主要事業
不動産賃貸事業事務所ビル、格納庫、共同住宅 ホテル、工場用建物等の不動産賃貸
熱供給事業地域冷暖房事業
給排水運営その他事業給排水運営事業、共用通信事業 太陽光発電事業

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
18.322,7914,1033,7262,21943.414
19.324,2134,1293,3382,10442.314
20.324,8554,1863,8022,22744.714
21.324,1553,8313,617-933-18.714
22.323,7773,2802,96282116.514

セグメント

財務諸表

資産

現金預金86億円(9%)
有形固定資産604億円(60%)
投資有価証券93億円(9%)

負債

有利子負債273億円(27%)
長期預り保証金63億円(6%)

純資産

自己資本比率54.5%
配当性向45%
利益剰余金397億円(40%)
自己株式▲16億円(▲2%)

損益計算

売上高
営業利益率9.8%
経常利益率8.3%
当期純利益率6.1%

キャッシュフロー

投資額(百万円)

科目前期当期
減価償却費4,1354,822
固定資産 に対する支出9582,181

株価 個人的な購入価額

557円(2023.7.18)

時価総額29,509百万円(07/18)
配当利回り(会社予想)2.51%(07/18)
1株配当(会社予想)14.00(2024/03)
PER(会社予想)(連)21.51倍(07/18)
PBR(実績)(連)0.51倍(07/18)

EPS(会社予想)(連)25.90(2024/03)
BPS(実績)(連)1,095.16(2023/03)

直近5期の平均EPS:23円

需要・顧客構造(+10%):

日本航空・全日本空輸・日本空港ビルデングの3社が売上高の半分を占めています。大株主も日本航空21%、ANA21%で役員もこの2社出身者がいます。コロナ禍では賃料減免など大きな損失を計上していましたが、航空産業が安定していれば、アセット事業は、頻繁な価格変更もなく、業績は安定しそうです。

競争環境(+20%):

空港に関連する施設(有形固定資産)を多く保有しており、競合に関係なく、安定した収益を稼ぐことができそうです。

ビジネスモデルの有望性(+5%):

羽田空港1丁目プロジェクトという再整備計画があり、事業・収益を拡大するチャンスがあります。また、空港施設以外の事業を拡大しています。

空港施設決算説明資料23年3月期
空港施設決算説明資料23年3月期

個人的には、後者のノンアセット事業は、本業と違いノウハウもなく、期待する成果が得られないと感じます。

株主優待(+1%):

100株で自社グループ会社が運営するレストランの食事券2,500円×2回/年がもらえます。ブルーコーナーUC店という羽田新整備場近くの1店舗のみしかなく、羽田ユーザーでなければ、使えません。ラクマで800円ほどで売られているので、優待価値は低そうです。

個人的な好み(▲30%):

コロナ禍で21年3月期は最終赤字に陥ったものの、不動産業なので他の期は安定した収益を稼いでいます。本業に集中したら良く、ノンアセット事業の拡大は余計だと感じます。特にマーキュリアインベストメントへの投資は、身の丈に合っていないと感じます。積極的には購入したくないと感じました。

個人的な目標株価

PER23×14倍=322
PBR1,095×0.7倍=767
プレミアム545×1.1×1.2×1.05×1.01×0.7=534

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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