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600株がお得?白銅(7637)

企業分析
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銅価格はコロナ禍からの急激な経済回復により需給がひっ迫し、2020年4月から2022年3月まで上昇していました。

インベスティング・ドットコム日本版

2022年4月に一旦下落に転じたものの、過去の水準からみると高値で推移しています。足元、中国でのコロナ感染爆発により、経済活動は冷え込んでいますが、徐々に景気が回復し、銅製品を扱う白銅にも追い風が吹いていると思い、調べてみました。

金属商社。
加工、小口、短納期が強み。
主納入先は半導体・液晶製造装置。配当性向40%メド

四季報

沿革

1932年 白銅焦点として東京都中央区八丁堀にて個人創業

1992年 旧白銅より金属事業に関する営業を譲受

2000年 株式上場

2003年 上海の拠点設立

2014年 タイの拠点設立

2017年 埼玉県に工場拠点を開設

2019年 高瀬アルミ(現AQR)を完全子会社化

事業内容

白銅 決算説明資料
白銅 決算説明資料

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
18.343,7092,7842,8452,028178.875
19.345,2282,2492,3331,564138.077
20.341,7981,6581,6971,148101.358
21.339,2191,9812,0831,281113.058
22.355,4414,2564,3732,964261.3115記

財務諸表

資産

現金預金87億円(21%)
売上債権170億円(41%)
商品及び製品78億円(19%)
有形固定資産61億円(15%)
投資有価証券9億円(2%)

負債

有利子負債0

純資産

自己資本比率47.5%
配当性向44%
利益剰余金177億円(42%)

損益計算

売上高
営業利益率7.7%
経常利益率7.9%
当期純利益率5.3%

キャッシュフロー

投資額(百万円)

科目前期当期
減価償却費836840
固定資産 に対する支出552664

株価 個人的な購入価額

2,465円(2022.12.30)

配当利回り(会社予想)4.42%(12/30)
1株配当(会社予想)109.00(2023/03)
PER(会社予想)(連)9.78倍(12/30)
PBR(実績)(連)1.34倍(12/30)

EPS(会社予想)(連)252.16(2023/03)
BPS(実績)(連)1,840.19(2022/03)

直近5期の平均EPS:158円

進捗:57%(2Q)

需要・顧客構造(▲20%):

中国向け売上比率が4%、タイ向け売上比率が2%で、国内売上・有形固定資産比率が9割超を占めています。銅価格は景気の先行指標として利用されるほど、景気変動の影響を受け、アルミ価格も景気変動の影響を受けます。景気後退タイミングでは、銅・アルミ価格の下落により、在庫評価損が発生し、販売量も減少し、業績が大きく悪化しそうです。

競争環境(+10%):

材料メーカーや同業他社から5,400品目サイズ以上の製品を仕入れ、標準在庫品として、常時白銅工場に在庫しており、標準在庫品が64%、特注品が36%となっています。取り扱いアイテム数が多く、特注品比率も高いので、激しい価格競争に陥る可能性は低そうです。

ビジネスモデルの有望性(+10%):

ネットサービスを強化しており、利用可能アイテム数・利用登録者数が増加しています。

2023年3月期(2Q)白銅決算説明資料

また、半導体・航空宇宙・自動車など成長領域への販売が増加しており、さらなる成長が期待できます

株主優待(+5%):

持ち株数に応じて、白銅プレミアム優待倶楽部のポイントがもらえます。

300株からの優待であり、ハードルが高く、600株が最も優待利回りが高くなります。

個人的な好み(+10%):

財務が盤石で、業績も好調な所が魅力的です。白銅通信を発行しているなど、会社に元気があるような気がして、好きです。

個人的な目標株価

PER158×14倍=2,212
PBR1,840×0.7倍=1,288
プレミアム1,750×0.8×1.1×1.1×1.05×1.1=1,957

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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