最近、半導体関連銘柄を調べています。
ChatGPTを使う機会が増え、ブログの加筆添削をお願いすると、文章を整理するだけでなく、自分では気付かなかった視点まで提案してくれるため、とても助かっています。
生成AIの性能向上には、大量の計算処理を行うGPUやHBM(高帯域幅メモリ)、それらを支えるデータセンターが欠かせません。そのため、生成AIの普及は半導体需要の拡大につながり、半導体メーカーだけでなく、その製造を支える材料メーカーにも追い風となっています。
chatGPTは半導体関連株を詳しく丁寧に教えてくれるのですが「自分自身の発展に必要で忖度しているのでは?」と感じることがあります。しかし、実際に半導体関連企業の設備投資は活発であり、その恩恵を受ける企業を調べる価値は十分あると感じています。
そこで今回は、半導体製造工程で欠かせない材料であるフォトレジストで世界首位級のシェアを持つ東京応化工業について調べました。
半導体製造工程で使われるフォトレジストで世界首位級。
液晶用や化学薬品、関連装置も展開四季報
沿革
1940年 川崎市に設立
1986年 株式上場
2024年 阿蘇工場 阿蘇くまもとサイト竣工
2025年 micro resist technology GmbHを完全子会社化
事業内容
エレクトロニクス機能材料や高純度化学薬品の製造・販売
業績
| 業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
| 連23.12* | 162,270 | 22,706 | 24,260 | 12,712 | 105.1 | 56 |
| 連24.12 | 200,966 | 33,090 | 34,554 | 22,683 | 187.3 | 63 |
| 連25.12 | 237,029 | 47,386 | 49,274 | 33,345 | 278.4 | 72 |
セグメント

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金710(21%)
有形固定資産1,102(33%)
投資有価証券319(10%)
信越化学工業66,日本曹達25、三菱UFJFG23、大阪有機化学工業17等の株を有しています。
負債
有利子負債265(8%)
純資産
自己資本比率67.9%
配当性向25.9%
利益剰余金1,844(55%)
損益計算
売上高
営業利益率20.0%
経常利益率20.8%
当期純利益率16.5%
キャッシュフロー
投資額
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 減価償却費 | 83 | 88 |
| 固定資産に対する支出 | 255 | 254 |
株主還元
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 自己株式の取得 | 55 | 0 |
| 配当金の支払 | 70 | 83 |
前期自己株式の売却による収入9
株価 個人的な購入価額
10,580円(2026.7.23)
時価総額1,352,124百万円(15:30)
配当利回り(会社予想)0.76%(15:30)
1株配当(会社予想)80.00円(2026/12)
PER(会社予想)(連)36.24倍(15:30)
PBR(実績)(連)5.40倍(15:30)
EPS(会社予想)(連)291.96(2026/12)
BPS(実績)(連)1,960.16
ROE(実績)(連)15.58%
自己資本比率(実績)(連)67.9%
直近5期の平均EPS:176円
進捗:34%(1Q)
需要・顧客構造(▲5%):
東京応化工業が事業を展開するエレクトロニクス業界は循環的な市況変動が大きく、特に半導体・ディスプレイ向け材料は需要動向に大きな影響を受けます。業績の変動は大きそうです。ただ、東京応化工業の売上比率の34%がTSMC向けであり、半導体製造企業の集約化が進んでおり、採算を度外視するほどの市況の悪化は無さそうです。
競争環境(+40%):
フォトレジストは信越化学工業・住友化学・富士フイルムHD・JSR・東京応化工業など、日本メーカーが世界シェアの約9割を占めています。一見すると競合が多いようにも見えますが、フォトレジストにはArF液浸、KrF、i線、EUVなど多くの種類があり、各社が得意分野を持っています。また、一度採用された材料は品質保証や歩留まりの観点から簡単には変更できず、顧客との取引は長期化する傾向があります。そのため価格競争になりにくく、高い利益率を維持しやすい事業構造だと思います。
東京応化工業は年間157億円もの研究開発費を投じており、技術力の高さが参入障壁をさらに高めています。
ビジネスモデルの有望性(+30%):
生成AIの普及に伴い、AIサーバー向けGPUやHBMメモリ、高性能CPUの需要は今後も増加すると考えられます。これらの半導体は最先端プロセスで製造されるため、EUV対応フォトレジストなど高付加価値材料の需要拡大が期待できます。
東京応化工業は単に半導体市場の恩恵を受けるだけでなく、微細化が進むほど高性能材料の価値が高まるため、技術革新そのものが追い風となるビジネスモデルだと思います。
株主優待(+%):なし
個人的な好み(+30%):
自己資本比率が高く、財務が盤石な所が魅力的です。配当方針はDOE4%を目途としており、安定配当が期待できる所も魅力的です。
個人的な目標株価
PER176×14倍=2,464
PBR1960×0.7倍=1,372
プレミアム1,918×0.95×1.4×1.3×1.3=4,311
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上

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