先月、家族でドイツ・ミュンヘンとオーストリア・ウィーンへ旅行に行きました。
ドイツ語圏なので不安もありましたが、レストランではGoogleレンズでメニューを翻訳し、鉄道チケットの買い方や乗り換えはChatGPTに相談しました。英語が得意ではない私でも、大きなストレスなく1週間旅行を楽しめたのは、生成AIのおかげだと実感しています。
生成AIは単なる便利なアプリではなく、国境や言語の壁を下げるインフラになりつつあります。企業のグローバル展開も加速し、その裏側ではAIサーバーやデータセンター向け半導体需要が今後も拡大していくでしょう。
これまで私は「半導体株は高すぎる」と考えて購入を避けてきました。しかし、SBI証券のミニ株なら1株から投資できます。そこで、少額から半導体関連企業を少しずつ勉強しながら購入していこうと思いました。
計測機器製造の精密位置決め技術生かし半導体製造装置に展開。
ウエハテスト用では世界首位四季報
沿革
1949年 設立、ミシン加工用切削工具、各種精密部品及び治具類の製作販売開始
1953年 高圧流量式空気マイクロメータの我が国初の工業化に成功
1957年 差動変圧式電気マイクロメータの我が国初の工業化に成功
1962年 株式上場
2019年 電気計測分野への事業展開を進めるため、充放電試験装置の開発・製造・販売を手掛ける富士通テレコムネットワークス福島を株式取得により子会社化
2023年 飯能工場完成
2025年 子会社東精エンジニアリングの名古屋工場完成
事業内容
半導体製造装置並びに計測機器の製造販売
半導体製造装置:
ウェーハプロービングマシン、ウェーハダイシングマシン、ポリッシュ・グラインダー、ウェーハマニュファクチャリングマシン、 CMP装置、 精密切断ブレード
計測機器:
三次元座標測定機、 真円度・円柱形状測定機、 表面粗さ・輪郭形状測定機、マシンコントロールゲージ、 各種自動測定・選別・組立機
業績
| 業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
| 連22.3 | 133,277 | 28,550 | 29,390 | 21,441 | 525.3 | 185 |
| 連23.3 | 146,801 | 34,494 | 35,297 | 23,630 | 581.3 | 235 |
| 連24.3 | 134,680 | 25,307 | 26,453 | 19,378 | 480.5 | 192 |
| 連25.3 | 150,534 | 29,703 | 29,939 | 25,637 | 633.8 | 253 |
| 連26.3 | 166,839 | 33,738 | 34,825 | 24,739 | 610.0 | 262 |
セグメント

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金531(21%)
有形固定資産599(24%)
投資有価証券43(2%)
負債
有利子負債147(6%)
純資産
自己資本比率76.2%
配当性向43.2%
利益剰余金1,561(62%)
損益計算
売上高
営業利益率20.2%
経常利益率20.9%
当期純利益率14.8%
キャッシュフロー
投資額
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 減価償却費 | 51 | 56 |
| 固定資産に対する支出 | 102 | 116 |
株主還元
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 自己株式の取得 | 14 | 0 |
| 配当金の支払 | 88 | 102 |
前期自己株式の取得による支出14
株価 個人的な購入価額
18,580円(2026.8.18)
時価総額785,655百万円(08/18)
配当利回り(会社予想)1.64%(08/18)
1株配当(会社予想)304.00円(2027/03)
PER(会社予想)(連)24.48倍(08/18)
PBR(実績)(連)3.97倍(08/18)
EPS(会社予想)(連)758.84(2027/03)
BPS(実績)(連)4,684.26
ROE(実績)(連)13.55%
自己資本比率(実績)(連)76.3%
直近5期の平均EPS:566円
進捗:15%(1Q)
需要・顧客構造(▲10%):
国内売上比率が24%と海外売上比率が高いです。アジア地域向けが多く欧米向けが少ないです。中国向けが27%と国内を上回る規模であり、今後、中国メーカーの技術力向上による競争激化や、米中対立を背景とした半導体製造装置の輸出規制強化によって、中国向け事業が影響を受ける可能性があります。

一方、東京精密が事業を展開するエレクトロニクス業界は循環的な市況変動が大きく業績の変動は大きそうです。
競争環境(+50%):
半導体製造工程には数百もの工程が存在し、それぞれに高度な技術が求められます。一度採用された装置や材料は、品質保証や歩留まりの観点から簡単には変更できません。そのため、顧客との取引は長期化しやすく、価格競争に陥りにくい特徴があります。
東京精密は年間120億円以上を研究開発に投じており、売上高比率では約7%に達します。さらに、創業以来培ってきた精密計測技術は簡単に模倣できるものではなく、強固な参入障壁になっていると感じます。
半導体業界では「作る技術」が注目されがちですが、東京精密は「測る技術」で競争している点が面白い企業です。
ビジネスモデルの有望性(+40%):
生成AIの普及により、高性能GPU、HBMメモリ、高性能CPUの需要は今後も拡大していくと考えられます。
これらの最先端半導体は、より薄く、より高精度な加工と検査が求められます。
東京精密のプローバや研削装置は、こうした高性能半導体の製造工程に欠かせない存在です。
また、AI向け半導体だけでなく、自動車の電動化やパワー半導体、データセンター向け投資なども追い風となります。
飯能工場周辺での増設や八王子新工場など、大規模な設備投資を進めていることからも、会社自身が今後の需要拡大を見込んでいることがうかがえます。

株主優待(+%):なし
個人的な好み(+50%):
自己資本比率が高く、財務が盤石な点に魅力を感じます。また、営業利益率20%超という高収益体質を維持していることに加え、半導体製造装置だけでなく計測機器事業も持っているため、半導体市況の波をある程度和らげることができています。
生成AI関連銘柄として市場から注目されやすく、今後も一定のプレミアム評価が続く可能性があると思います。半導体の性能向上には、より正確に測定し、より高精度に加工する技術が不可欠です。生成AIブームが続く限り、その重要性はますます高まるのではないでしょうか。
個人的な目標株価
PER566×14倍=7,924
PBR4,684×0.7倍=3,279
プレミアム5,601×0.9×1.5×1.4×1.5=15,880
現在株価18,580円と比較すると、市場は既に生成AI関連銘柄として高い期待を織り込んでいる印象です。
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上

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