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新潟のスーパー、アクシアル リテイリング(8255)

企業分析
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米国の日本に対する関税が15%に決まり、日本株が大きく上昇しています。自動車はすそ野が広く、輸出企業にとってプラスになります。

一方、スーパー銘柄の株価はそこまで上昇していません。輸出メーカーの操業が高まると、人手不足が進み、人件費コストが上昇し、業績の下押し圧力になるからでしょうか。

新潟地盤のスーパー原信とナルス、群馬のフレッセイが統合。
加工センター活用の生鮮に強み

沿革

1967年 食品スーパーとして新潟県長岡市に開店し、チェーンストア志向を明確化して、新潟県市内各地に店舗を開店

1986年 長岡ケーブルテレビを設立し、有線放送事業を始める

1988年 株式上場

2011年 原信が原信ネットスーパーをインターネット上に開設

2013年 フレッセイHDを株式交換により完全子会社とする

事業内容

スーパーマーケット事業を主な事業

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
21.3*256,35112,11412,5698,28289.920
22.3*246,45010,31010,6157,07476.820
23.3*254,96610,44310,9406,35669.020
24.3*270,22411,77912,3327,44281.821.3
25.3281,87012,06012,7099,00699.527

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金219(16%)
有形固定資産767(57%)
投資有価証券38(3%)

負債

有利子負債23(2%)
リース債務のみで実質的に無借金経営です

純資産

自己資本比率66.0%
配当性向27.1%
利益剰余金717(53%)

損益計算

売上高
営業利益率4.3%
経常利益率4.5%
当期純利益率3.2%

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費5458
固定資産 に対する支出11777

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得158
配当金の支払1922

株価 個人的な購入価額

1,092円(2025.7.23)

時価総額101,972百万円(09:59)

配当利回り(会社予想)2.66%(09:59)

1株配当(会社予想)29.00円(2026/03)

PER(会社予想)(連)11.93倍(09:59)

PBR(実績)(連)1.10倍(09:59)

EPS(会社予想)(連)91.37(2026/03)

BPS(実績)(連)994.96

ROE(実績)(連)10.44%

自己資本比率(実績)(連)66.0%

直近5期の平均EPS:83円

需要・顧客構造(+10%):

食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。

競争環境(▲10%):

スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・バローHD・平和堂・マックスバリュ・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・マミーマート・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。

ビジネスモデルの有望性(▲10%):

アクシアルリテイリングは新潟・北関東に展開しており、人口減少による需要の縮小の影響を受けそうです。

アクシアル リテイリング決算説明資料

出店地域を拡大させているものの、すでにスーパーも多く、将来性は厳しそうです。

株主優待(+3%):

持株数に応じて、株主優待券、QUOカード、米、自社開発商品詰め合わせがもらえます。近くに店舗がなく、優待利回りが低いので、魅力は薄いと感じます。

個人的な好み(+10%):

自己資本比率が高く財務が安定しています。ただ、近くに店舗がなく、いまひとつ購入には消極的です。

個人的な目標株価

PER83×14倍=1,162
PBR995×0.7倍=697
プレミアム929×1.1×0.9×0.9×1.03×1.1=838

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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