米国の日本に対する関税が15%に決まり、日本株が大きく上昇しています。自動車はすそ野が広く、輸出企業にとってプラスになります。
一方、スーパー銘柄の株価はそこまで上昇していません。輸出メーカーの操業が高まると、人手不足が進み、人件費コストが上昇し、業績の下押し圧力になるからでしょうか。
新潟地盤のスーパー原信とナルス、群馬のフレッセイが統合。
加工センター活用の生鮮に強み
沿革
1967年 食品スーパーとして新潟県長岡市に開店し、チェーンストア志向を明確化して、新潟県市内各地に店舗を開店
1986年 長岡ケーブルテレビを設立し、有線放送事業を始める
1988年 株式上場
2011年 原信が原信ネットスーパーをインターネット上に開設
2013年 フレッセイHDを株式交換により完全子会社とする
事業内容
スーパーマーケット事業を主な事業
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連21.3* | 256,351 | 12,114 | 12,569 | 8,282 | 89.9 | 20 |
連22.3* | 246,450 | 10,310 | 10,615 | 7,074 | 76.8 | 20 |
連23.3* | 254,966 | 10,443 | 10,940 | 6,356 | 69.0 | 20 |
連24.3* | 270,224 | 11,779 | 12,332 | 7,442 | 81.8 | 21.3 |
連25.3 | 281,870 | 12,060 | 12,709 | 9,006 | 99.5 | 27 |
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金219(16%)
有形固定資産767(57%)
投資有価証券38(3%)
負債
有利子負債23(2%)
リース債務のみで実質的に無借金経営です
純資産
自己資本比率66.0%
配当性向27.1%
利益剰余金717(53%)
損益計算
売上高
営業利益率4.3%
経常利益率4.5%
当期純利益率3.2%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 54 | 58 |
固定資産 に対する支出 | 117 | 77 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 15 | 8 |
配当金の支払 | 19 | 22 |
株価 個人的な購入価額
1,092円(2025.7.23)
時価総額101,972百万円(09:59)
配当利回り(会社予想)2.66%(09:59)
1株配当(会社予想)29.00円(2026/03)
PER(会社予想)(連)11.93倍(09:59)
PBR(実績)(連)1.10倍(09:59)
EPS(会社予想)(連)91.37(2026/03)
BPS(実績)(連)994.96
ROE(実績)(連)10.44%
自己資本比率(実績)(連)66.0%
直近5期の平均EPS:83円
需要・顧客構造(+10%):
食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。
競争環境(▲10%):
スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・バローHD・平和堂・マックスバリュ・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・マミーマート・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。
ビジネスモデルの有望性(▲10%):
アクシアルリテイリングは新潟・北関東に展開しており、人口減少による需要の縮小の影響を受けそうです。

出店地域を拡大させているものの、すでにスーパーも多く、将来性は厳しそうです。
株主優待(+3%):
持株数に応じて、株主優待券、QUOカード、米、自社開発商品詰め合わせがもらえます。近くに店舗がなく、優待利回りが低いので、魅力は薄いと感じます。
個人的な好み(+10%):
自己資本比率が高く財務が安定しています。ただ、近くに店舗がなく、いまひとつ購入には消極的です。
個人的な目標株価
PER83×14倍=1,162
PBR995×0.7倍=697
プレミアム929×1.1×0.9×0.9×1.03×1.1=838
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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