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業務スーパーの神戸物産(3038)

企業分析
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近くに神戸物産が運営する「業務スーパー」があり、お店の前には駐車場に入りたい車で連日渋滞しています。別の場所にも新しい店舗ができて、業務スーパーは成長が著しいです。

プライベートブランドを製造する食品子会社を多く有しており、単純に安い以外にも競争力を有しています。調べました。

冷凍品など食材販売の『業務スーパー』をFC展開。
総菜店併設で中食も強化。
輸入材料多い

四季報

沿革

1981年 兵庫県加古川市において食品スーパーを開業

2000年 業務スーパー本部としてフランチャイズ体制をスタート

2004年 直営店として「神戸クック デリ」(現:馳走菜)1号店をオープン

2006年 株式上場

2012年 新規事業として太陽光発電事業を開始

2015年 朝びき若鶏を設立

2018年 北海道白糠町にて木質バイオマス発電所が稼働

2020年 クックイノベンチャーの全株式を譲渡、焼肉坂井HDを連結の対象から除外

事業内容

「業務スーパー」のFC本部として商品の企画、開発及び調達等

「業務スーパー」は業務用ユーザーをターゲットとしてスタートした食品スーパーでありますが、現在は大半が一般ユーザーの利用となっております。お客様が求める容量、サイズ、品質の食材を中心に品揃えし、E.D.L.P(エブリデイロープライス)による価格政策により展開

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
22.10406,81327,82032,12520,83295.422特
23.10461,54630,71729,97020,56093.622
24.10507,88334,35031,57621,44397.123

セグメント

有価証券報告書25年3月期

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金1,073(46%)
有形固定資産648(28%)

負債

有利子負債370(16%)

純資産

自己資本比率55.4%
配当性向23.7%
利益剰余金1,254(54%)

損益計算

売上高
営業利益率6.8%
経常利益率6.2%
当期純利益率4.2%

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費5264
固定資産 に対する支出94103

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得40
配当金の支払4849

株価 個人的な購入価額

4,260円(2025.7.18)

時価総額1,165,536百万円(07/18)
配当利回り(会社予想)0.61%(07/18)
1株配当(会社予想)26.00円(2025/10)
PER(会社予想)(連)39.28倍(07/18)
PBR(実績)(連)6.79倍(07/18)

EPS(会社予想)(連)108.46(2025/10)
BPS(実績)(連)627.34
ROE(実績)(連)17.79%
自己資本比率(実績)(連)55.4%

直近5期の平均EPS:88円

進捗:60%(2Q)

需要・顧客構造(+10%):

食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。

競争環境(-%):

スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・バローHD・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・マミーマート・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。

業務スーパーは鶏肉、乳業、製粉、パンなど自社店舗で販売するプライベートブランド商品を製造する企業を自社で有しており、競争力は高そうです。

ビジネスモデルの有望性(+10%):

出店店舗数は2024年10月末時点で1,084店舗あり、年3%程度のペースで増やしています。

神戸物産24年10月期決算説明資料

国内は人口が減少していますが、節約志向の高まりから業務スーパーが支持されるので、将来的な業績は大丈夫そうです。

株主優待(+10%):

持株数に応じて株主優待がもらえます。長期株主優待があるのは魅力的です。

個人的な好み(+10%):

自己資本比率が高く、キャッシュリッチな所が魅力的です。

業務スーパーは「安くて悪かろう」のイメージがありましたが、自社グループのプライベートブランドで勝負しており、見直しました。

個人的な目標株価

PER88×14倍=1,232
PBR627×0.7倍=439
プレミアム835×1.1×1.1×1.1×1.1=1,223

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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