近くに神戸物産が運営する「業務スーパー」があり、お店の前には駐車場に入りたい車で連日渋滞しています。別の場所にも新しい店舗ができて、業務スーパーは成長が著しいです。
プライベートブランドを製造する食品子会社を多く有しており、単純に安い以外にも競争力を有しています。調べました。
冷凍品など食材販売の『業務スーパー』をFC展開。
総菜店併設で中食も強化。
輸入材料多い四季報
沿革
1981年 兵庫県加古川市において食品スーパーを開業
2000年 業務スーパー本部としてフランチャイズ体制をスタート
2004年 直営店として「神戸クック デリ」(現:馳走菜)1号店をオープン
2006年 株式上場
2012年 新規事業として太陽光発電事業を開始
2015年 朝びき若鶏を設立
2018年 北海道白糠町にて木質バイオマス発電所が稼働
2020年 クックイノベンチャーの全株式を譲渡、焼肉坂井HDを連結の対象から除外
事業内容
「業務スーパー」のFC本部として商品の企画、開発及び調達等
「業務スーパー」は業務用ユーザーをターゲットとしてスタートした食品スーパーでありますが、現在は大半が一般ユーザーの利用となっております。お客様が求める容量、サイズ、品質の食材を中心に品揃えし、E.D.L.P(エブリデイロープライス)による価格政策により展開
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連22.10 | 406,813 | 27,820 | 32,125 | 20,832 | 95.4 | 22特 |
連23.10 | 461,546 | 30,717 | 29,970 | 20,560 | 93.6 | 22 |
連24.10 | 507,883 | 34,350 | 31,576 | 21,443 | 97.1 | 23 |
セグメント

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金1,073(46%)
有形固定資産648(28%)
負債
有利子負債370(16%)
純資産
自己資本比率55.4%
配当性向23.7%
利益剰余金1,254(54%)
損益計算
売上高
営業利益率6.8%
経常利益率6.2%
当期純利益率4.2%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 52 | 64 |
固定資産 に対する支出 | 94 | 103 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 4 | 0 |
配当金の支払 | 48 | 49 |
株価 個人的な購入価額
4,260円(2025.7.18)
時価総額1,165,536百万円(07/18)
配当利回り(会社予想)0.61%(07/18)
1株配当(会社予想)26.00円(2025/10)
PER(会社予想)(連)39.28倍(07/18)
PBR(実績)(連)6.79倍(07/18)
EPS(会社予想)(連)108.46(2025/10)
BPS(実績)(連)627.34
ROE(実績)(連)17.79%
自己資本比率(実績)(連)55.4%
直近5期の平均EPS:88円
進捗:60%(2Q)
需要・顧客構造(+10%):
食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。
競争環境(-%):
スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・バローHD・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・マミーマート・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。
業務スーパーは鶏肉、乳業、製粉、パンなど自社店舗で販売するプライベートブランド商品を製造する企業を自社で有しており、競争力は高そうです。
ビジネスモデルの有望性(+10%):
出店店舗数は2024年10月末時点で1,084店舗あり、年3%程度のペースで増やしています。

国内は人口が減少していますが、節約志向の高まりから業務スーパーが支持されるので、将来的な業績は大丈夫そうです。
株主優待(+10%):
持株数に応じて株主優待がもらえます。長期株主優待があるのは魅力的です。

個人的な好み(+10%):
自己資本比率が高く、キャッシュリッチな所が魅力的です。
業務スーパーは「安くて悪かろう」のイメージがありましたが、自社グループのプライベートブランドで勝負しており、見直しました。
個人的な目標株価
PER88×14倍=1,232
PBR627×0.7倍=439
プレミアム835×1.1×1.1×1.1×1.1=1,223
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
コメント