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炎舞炊きのご飯が最高に旨い、象印マホービン(7965)

企業分析
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象印マホービンの炊飯器の最上位モデルである炎舞炊きを購入しました。家のご飯が美味しくなり、日常が豊かになりました。炎舞炊きで炊くと、ブランド米ではない安いお米でも炊き上がりが良く、冷えたご飯でも絶品です。心なしか食べ過ぎで体重が増えてしまっている気もします。

さて、寿司をはじめとする日本食が世界で注目されています。米を炊く炊飯器も必要であり、美味しく食べるには炊飯器にもこだわる必要があります。海外の富裕層の需要も取り込め、業績を大きく伸ばせる可能性もあると思い、調べました。

調理用家電・リビング用品の専業大手。
海外生産比率が5割超。
台湾などアジアと北米に強い

四季報

沿革

1948年 協和製作所を設立

1970年 電子ジャーを開発・販売し家庭用電気製品部門に進出

1981年 ステンレス製マホービンを開発し販売を開始

1986年 株式上場、タイに製造会社UNION ZOJIRUSHI CO.,LTD.を設立

1987年 アメリカに販売会社ZOJIRUSHI AMERICA CORPORATIONを設立

事業内容

象印マホービン 決算説明資料24年11月期

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
20.1174,9475,4405,7253,94358.326
21.1177,6736,3996,7914,50966.734
22.1182,5344,6645,8153,65854.134
23.1183,4945,0006,4964,44165.634
24.1187,2215,9557,4056,46296.640

セグメント

象印マホービン 決算説明資料24年11月期

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金337(29%)
有形固定資産141(12%)
投資有価証券93(8%)

負債

有利子負債32(3%)

純資産

自己資本比率75%
配当性向41%
利益剰余金736(64%)

為替換算調整勘定51(4%)

損益計算

売上高
営業利益率6.8%
経常利益率8.5%
当期純利益率7.4%

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費2323
固定資産 に対する支出2023

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得033
配当金の支払2323

株価 個人的な購入価額

1,309円(2025.6.13)

時価総額95,033百万円(06/13)
配当利回り(会社予想)3.06%(06/13)
1株配当(会社予想)40.00円(2025/11)
PER(会社予想)(連)20.20倍(06/13)
PBR(実績)(連)0.97倍(06/13)

EPS(会社予想)(連)64.79(2025/11)
BPS(実績)(連)1,355.92
ROE(実績)(連)7.56%
自己資本比率(実績)(連)75.3%

直近5期の平均EPS:68円

進捗:55%(1Q)

需要・顧客構造(+10%):

炊飯器は5~10年程度使うものなので、景気が悪化すると買い控えがおき、業績が大きく左右されそうです。ただ、炊飯器は5~10年程度の期間で買い替え需要が生まれるので、中長期的な業績は安定していそうです。

競争環境(+10%):

炊飯器は、象印マホービン、タイガー魔法瓶、パナソニック、東芝、日立、三菱電機、アイリスオーヤマ、など多くの企業が商品を出しています。価格ドットコムの情報によると象印のシェアが50%近くを占めていますが、象印は炎舞炊きなど高級ラインナップの販売が多く、売り上げベースのシェアはもっと高いと予想しています。競合が多く、競争環境は厳しそうですが、ブランド力が高く、競争力がありそうです。

シェア下位のパナソニック・日立・三菱電機は事業の選択と集中を進めており、炊飯器事業から撤退する可能性もあり、市場の改善にも期待が持てます。

ビジネスモデルの有望性(+10%):

日本食が海外で注目されており、美味しいご飯が炊ける炊飯器の需要は高くなっていくと思います。海外売上比率が高く、海外の利益率も高いので、海外深化による成長にも期待が持てます。

株主優待(+2%)

持株数に応じて、優待特別割引を受けられます。優待販売の案内が届き10商品程度が優待販売の対象となります。一般的に、この手の優待は定価で販売されており、株主優待で割引されたとしても家電量販店の方が安いので、魅力は少ないと思います。

個人的な好み(+15%)

自己資本比率75%、無借金経営であり、現金保有比率も高く、財務が抜群に良いです。

象印マホービン 決算説明資料24年11月期

連結配当性向50%以上としており、3年間の総還元性向を100%以上としており、魅力的です。

中国の生活家電大手ギャランツ創業家の投資ファンドが2020年に象印マホービンの株式を購入し、15%の株を保有しています。ギャランツは会社議案には賛成しており、敵対的買収というより中国事業での提携を目論んでいるようです。中国には富裕層が多くおり、ギャランツと組むことで現地ニーズに合った製品を提供し、業績を成長させることができそうです。

個人的な目標株価

PER68×14倍=952
PBR1,356×0.7倍=949
プレミアム951×1.1×1.1×1.1×1.02×1.15=1,485

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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