トヨタ自動車から株主優待が到着しました。100株1年超保有で1,000円分のウォレットがもらえました。クイックペイを経由し、コンビニで使えるのは魅力的です。
トヨタの株価が半年程度低迷していますが、トヨタ車の魅力、財務状況、成長性を鑑みると買い増しても良いと思います。
株価指数
2,527円（2025.06.27）
時価総額39,913,933百万円(06/27)
配当利回り（会社予想）3.76%(06/27)
1株配当（会社予想）95.00円(2026/03)
PER（会社予想）(連)10.64倍(06/27)
PBR（実績）(連)0.92倍(06/27)
EPS（会社予想）(連)237.57(2026/03)
BPS（実績）(連)2,753.09
ROE（実績）(連)13.59%
自己資本比率（実績）(連)38.4%
株価が低迷しているため、配当利回りが高く、PER・PBRともに割安です。トヨタの配当政策は、「安定的・継続的に増配を実施」としており、配当性向やDOEの設定はしていません。ただ、株主還元には積極的で24年3月期は配当総額と同じ水準の自己株買いを実施しています。
株主優待
トヨタは25年3月期より株主優待を新設し、トヨタウォレットがもらえます。持株数と保有期間に応じて、付与金額が変わってくるのは魅力的です。
優待をもらうにはTOYOTA walletアプリのダウンロードが必要です。掲示板やアプリの口コミでは、悪評が多かったですが、手順に沿ってダウンロードをすると難なく、ポイントがゲットできました。
私は1年以上トヨタ自動車の株を有しているので、1,000円分をもらいました。トヨタ自動車は娘のジュニアNISAで保有しており、親のアプリでポイント登録できるか不安でしたが、ポイントを1口座にまとめられました。これなら、娘が18歳になるまで安心してトヨタ自動車を継続保有できます。
豊田自動織機TOBの影響
トヨタ自動車と豊田自動織機は株式を持ち合っていました。2025年6月3日に豊田自動織機が豊田不動産などにTOBにされることになり、トヨタ自動車も豊田自動織機が有していたトヨタ株を自己株買いする予定です。
トヨタ自動車の議決権比率で9％に達するので、巨額の自己株買いです。トヨタはPBRが1倍割れているのでPERもROEも向上し、将来の配当余力が増します。
トヨタの株価にとって、非常にポジティブな事象だと思います。ただ株価は、低空飛行のままです。
利益は国内偏重、米国苦戦
所在地別営業利益を見ると、日本の利益額が圧倒的に多いです。米国事業は販売台数こそ多いが利益額は多くありません。
なお、金融事業に係る債権の地域別内訳をみると、北米が大半を占めています。
北米はローンで購入する層が多く、北米経済が悪化すると、ただでさえ利益率が低い北米事業が赤字に転落し、債権の貸倒損失も増える可能性があります。
23年3月期の連結販売台数を見ると北米は108.8％を計画しています。販売の利益率も低いので、販売目標台数を減らして、利幅を高めた方が良いと思います。北米の製造拠点の能力が過剰だからでしょうか？日本重視にしてもらいたいです。
いづれにしても、トヨタ自動車の株は魅力的なので買い増ししようと思います。
コメント