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井村屋グループ(2209)

企業分析
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日本食を考えるうえで、醤油は重要です。キッコーマンの醤油が美味しいと感じ、キッコーマンを買いたくて仕方がありません。

井村屋も調味料等の多角化を進めており、キッコーマンの競合になりうると感じ、調べました。

冷菓や点心主力。
大豆製品や調味料等多角化。
原料の小豆相場影響大。
マレーシア等へも進出

沿革

1947年 井村屋設立

1948年 津市高茶屋にビスケット工場竣工、農林省指定乾パン工場となる

1962年 ゆであずき発売

1979年 調味料事業部・七根工場(井村屋フーズ)発足及び生産開始

1997年 株式上場

2018年 井村屋 和涼菓堂(わりょうかどう) 京都店開店

事業内容

「流通事業」では菓子、食品、デイリーチルド、点心・デリ、冷菓、スイーツ、酒類の製造及び販売

「調味料事業」では天然調味料、栄養食品、発酵調味料、液体調味料等の製造及び販売

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
22.342,1511,7042,0751,473112.626記
23.344,6851,9922,2841,611123.228
24.348,2222,5372,9041,930147.631
25.351,1213,0053,1692,198168.336

セグメント

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金預金15(4%)
有形固定資産193(53%)

投資有価証券24(7%)
三菱UFJFG、百五銀行、岡三証券、三十三FG、理研ビタミン、三菱食品の株を有しています。

負債

有利子負債19(5%)

純資産

自己資本比率60.3%
配当性向21.4%
利益剰余金132(36%)

土地再評価差額金19(5%)

損益計算

売上高
営業利益率5.9%
経常利益率6.2%
当期純利益率4.3%

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費2931
固定資産 に対する支出3618

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得07
配当金の支払44

株価 個人的な購入価額

2,420円(2025.5.26)

時価総額31,669百万円(15:30)
配当利回り(会社予想)1.49%(15:30)
1株配当(会社予想)36.00円(2026/03)
PER(会社予想)(連)13.76倍(15:30)
PBR(実績)(連)1.40倍(15:30)

EPS(会社予想)(連)175.82(2026/03)
BPS(実績)(連)1,728.61
ROE(実績)(連)10.20%
自己資本比率(実績)(連)60.3%

直近5期の平均EPS:121円

需要・顧客構造(+10%):

加温製品の「肉まん・あんまん」をコンビニに販売しています。景気に左右されず、安定した利益を稼げそうです。

競争環境(+10%):

食品系なので、競合が多く競争環境は厳しそうです。ただ、井村屋の小豆バーはブランド力があり、競争力が高そうです。

ビジネスモデルの有望性(▲10%):

国内売上比率が9割超であり、主要な顧客である若年層が減少し、先行きは厳しそうです。

株主優待(+10%):

3月末9月末の年2回井村屋の新商品がもらえます。

井村屋グループHP

個人的な好み(+5%):

自己資本比率が高く、財務が安定しています。井村屋の小豆バーが大好きです。しかし、カタリストに欠けているので、購入には消極的です。

個人的な目標株価

PER121×14倍=1,694
PBR1,728×0.7=1,210
プレミアム1,452×1.1×1.1×0.9×1.1×1.05=1,826

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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