日本食を考えるうえで、醤油は重要です。キッコーマンの醤油が美味しいと感じ、キッコーマンを買いたくて仕方がありません。
井村屋も調味料等の多角化を進めており、キッコーマンの競合になりうると感じ、調べました。
冷菓や点心主力。
大豆製品や調味料等多角化。
原料の小豆相場影響大。
マレーシア等へも進出
沿革
1947年 井村屋設立
1948年 津市高茶屋にビスケット工場竣工、農林省指定乾パン工場となる
1962年 ゆであずき発売
1979年 調味料事業部・七根工場(井村屋フーズ)発足及び生産開始
1997年 株式上場
2018年 井村屋 和涼菓堂(わりょうかどう) 京都店開店
事業内容
「流通事業」では菓子、食品、デイリーチルド、点心・デリ、冷菓、スイーツ、酒類の製造及び販売
「調味料事業」では天然調味料、栄養食品、発酵調味料、液体調味料等の製造及び販売
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連22.3 | 42,151 | 1,704 | 2,075 | 1,473 | 112.6 | 26記 |
連23.3 | 44,685 | 1,992 | 2,284 | 1,611 | 123.2 | 28 |
連24.3 | 48,222 | 2,537 | 2,904 | 1,930 | 147.6 | 31 |
連25.3 | 51,121 | 3,005 | 3,169 | 2,198 | 168.3 | 36 |
セグメント

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金15(4%)
有形固定資産193(53%)
投資有価証券24(7%)
三菱UFJFG、百五銀行、岡三証券、三十三FG、理研ビタミン、三菱食品の株を有しています。
負債
有利子負債19(5%)
純資産
自己資本比率60.3%
配当性向21.4%
利益剰余金132(36%)
土地再評価差額金19(5%)
損益計算
売上高
営業利益率5.9%
経常利益率6.2%
当期純利益率4.3%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 29 | 31 |
固定資産 に対する支出 | 36 | 18 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 0 | 7 |
配当金の支払 | 4 | 4 |
株価 個人的な購入価額
2,420円(2025.5.26)
時価総額31,669百万円(15:30)
配当利回り(会社予想)1.49%(15:30)
1株配当(会社予想)36.00円(2026/03)
PER(会社予想)(連)13.76倍(15:30)
PBR(実績)(連)1.40倍(15:30)
EPS(会社予想)(連)175.82(2026/03)
BPS(実績)(連)1,728.61
ROE(実績)(連)10.20%
自己資本比率(実績)(連)60.3%
直近5期の平均EPS:121円
需要・顧客構造(+10%):
加温製品の「肉まん・あんまん」をコンビニに販売しています。景気に左右されず、安定した利益を稼げそうです。
競争環境(+10%):
食品系なので、競合が多く競争環境は厳しそうです。ただ、井村屋の小豆バーはブランド力があり、競争力が高そうです。
ビジネスモデルの有望性(▲10%):
国内売上比率が9割超であり、主要な顧客である若年層が減少し、先行きは厳しそうです。
株主優待(+10%):
3月末9月末の年2回井村屋の新商品がもらえます。

個人的な好み(+5%):
自己資本比率が高く、財務が安定しています。井村屋の小豆バーが大好きです。しかし、カタリストに欠けているので、購入には消極的です。
個人的な目標株価
PER121×14倍=1,694
PBR1,728×0.7=1,210
プレミアム1,452×1.1×1.1×0.9×1.1×1.05=1,826
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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