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アドバンテスト(6857)

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半導体企業として有名なアドバンテスト。足元の株価は下落傾向にあり、1か月前から2割下落しましたが、PBRは22倍なのでまだ割高であり、将来期待が株価に織り込まれているのだと思います。下落したタイミングは購入のチャンスだと思い、調べました。

半導体検査装置で世界大手。
非メモリー用中心。
DRAM用では首位。
システムレベルテストも

四季報

沿革

1954年 電子計測器専門メーカーとして愛知県豊橋市に設立

1976年 富士通が資本参加

1983年 株式上場

2011年 Verigyの普通株式全株を取得し完全子会社化

事業内容

テストシステム製品群とテストハンドラやデバイスインタフェース等のメカトロニクス関連製品群の製造・販売を主な事業内容とし、その他にこれらに関連する研究開発及び保守・サービス等の事業活動を展開

業績

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益()一株配()
22.3*416,901114,734116,34387,301112.430
23.3*560,191167,687171,270130,400174.433.8
24.3*486,50781,62878,17062,29084.534.3
25.3779,707228,161224,774161,177218.739
26.31,128,610499,120516,720375,353515.259

財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)

資産

現金及び現金同等物3,400(29%)
棚卸資産2,287(20%)
有形固定資産1,016(9%)
のれん及び無形固定資産843(7%)

負債

有利子負債202(2%)

純資産

自己資本比率67.9%
配当性向11.5%
利益剰余金6,556(55.9%)

損益計算

売上高
営業利益率44.2%
当期純利益率33.3%

キャッシュフロー

投資額

科目前期当期
減価償却費271256
固定資産に対する支出194360

株主還元

科目前期当期
自己株式の取得5011,143
配当金の支払273358

株価 個人的な購入価額

31,720円(2026.9.11)

時価総額23,219,040百万円(09/11)
配当利回り(会社予想)—(–:–)
1株配当(会社予想)—(2027/03)
PER(会社予想)(連)34.82倍(09/11)
PBR(実績)(連)22.03倍(09/11)
EPS(会社予想)(連)911.10(2027/03)
BPS(実績)(連)1,440.18
ROE(実績)(連)57.65%
自己資本比率(実績)(連)67.9%

直近5期の平均EPS:287円

進捗:26%(1Q)

需要・顧客構造(▲5%):

地域毎の売上比率は日本が2%で海外売上比率が98%を占めています。

世界中の半導体関連企業を顧客としているため、業界全体における半導体設備投資水準の変動の影響を直接的に受けやすい事業構造となっています。特に現在はAI関連半導体が成長を牽引しています。2027年3月期第1四半期では、高性能SoC向けの売上が大幅に増加し、メモリテスタも高性能DRAM向けを中心に伸びています。一方で、AI半導体への投資が一巡した場合には注意が必要です。アドバンテストは半導体メーカーではありません。

半導体の需要が増え、半導体メーカーが設備投資を増やし、テストする半導体の数量が増えることで恩恵を受ける会社です。

したがって、
AI半導体需要 → 半導体生産数量増加 → テスト需要増加 → アドバンテストのテスタ需要増加

という構造になります。AI半導体への投資が減速すれば、この流れが逆回転する可能性があります。

競争環境(+50%):

半導体検査装置はKLA(米国)、アドバンテスト、テラダイン(米)、レーザーテックの4社が大手です。アドバンテストの半導体テスタ市場におけるシェアは約65%でSoCテスタでは約66%、メモリテスタでも約61%となっています。

テスタ市場では米国のTeradyneなどが競合となりますが、アドバンテストは市場全体で圧倒的なポジションを築いています。半導体メーカーは長期間にわたってテストプログラムやインターフェース、テスト工程を構築する必要があります。一度採用されたテスタから別メーカーへ変更するには、検証や工程変更に大きなコストが発生します。

そのため、高い市場シェアそのものが参入障壁になっていると考えています。さらに、HBMなどの高性能メモリでは、テスト速度や精度への要求が高くなっています。アドバンテストは10年以上前からHBMについて顧客と取り組んできたと説明しており、こうした長期的な顧客関係も競争優位につながっています。

ビジネスモデルの有望性(+50%):

生成AIやエージェント型AIの普及によって、CPU、GPU、HBMなど先端半導体への需要が拡大しています。

さらに半導体の微細化が進めば、製造工程における検査の重要性も高まります。「半導体を作るための装置」だけではなく、「その半導体を正しく作れているか確認する装置」が必要になるからです。特にEUVのような最先端技術では、わずかな欠陥が歩留まりに大きな影響を与えるため、検査・計測の重要性は今後も高まると考えています。

ただし、短期的には注意が必要です。現在は世界各地で半導体工場の新設や設備投資が進んでいます。設備投資が増えている間はアドバンテストにとって追い風ですが、設備投資が一巡すれば新規装置の需要が一時的に減少すると思います。

株主優待(+%):なし

個人的な好み(+10%):

自己資本比率が高く、財務が安定しています。利益率も高く技術力による参入障壁が高く、積極的に購入したいです。

個人的な目標株価

PER287×14倍=4,018
PBR1,440×0.7倍=1,008
プレミアム2,513×0.95×1.5×1.5×1.1=5,909

AI半導体の成長が続けば、現在のEPS911円という会社予想をさらに上回る可能性もあります。一方で、AI投資が減速し、テスタ需要がピークアウトすれば、現在の高い利益率やEPSが低下する可能性もあります。したがって、私はアドバンテストについて、

「株価が下がったから買う」のではなく、「業績見通しが大きく崩れていないのに、期待PERが低下して株価が下がったときに買う」

という考え方で見ていきたいと思います。

※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。

以上

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