ビジネスホテル業界を調べてみて、足元のビジネスホテルの業績は絶好調だと分かりました。ビジネス宿泊需要の高まりに対してホテルの建築コストの高騰により供給が進まず、需給がひっ迫し、宿泊代を引き上げられるのだと思います。物価高は既存の宿泊施設にとって大きな追い風だと思います。
2025年4月から国家公務員の宿泊料が改定されました。地域別上限額が東京21,000円、京都20,000円、千葉・兵庫・福岡17,000円、それ以外8,000円になりました。この水準であれば、個人の好みによって自由にホテルを選ぶことができると思います。
企業によっては、会社の旅費規程で東京23区は10,000円、それ以外は8,000円の旅費規程という所もあるようですが、徐々に実態に合わせて引き上げられ、ビジネスホテルの宿泊代の値段引き上げを受け入れて、快適なビジネスホテルの業績も上昇していくと予想しています。
昔、コンフォートホテルに泊まったことがあり、快適だったので調べました。
三重県地盤のホテル運営会社。
全国の都市に展開。
ビジネス『コンフォートホテル』などを運営四季報
沿革
1957年 三重県四日市市に駅前旅館「新四日市ホテル」を創業
1999年 宿泊特化型ホテルの全国展開を図るべく、米国チョイスホテルズインターナショナル社とフランチャイズ契約を締結し、同社が保有する「コンフォート」ブランド1号店を開業
2017年 株式上場
事業内容
「おもてなしと生活文化の創造」をスローガンとして掲げ、ホテル運営により収益を上げる専業のホテルオペレーターとして、内外顧客に対し宿泊・料飲サービスの提供等
業績
| 業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
| 連23.6 | 36,439 | 3,697 | 3,492 | 4,191 | 305.3 | 9 |
| 連24.6 | 40,969 | 5,019 | 4,829 | 4,888 | 338.0 | 23 |
| 連25.6 | 49,645 | 6,306 | 5,843 | 5,260 | 368.9 | 35 |
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金100(34%)
有形固定資産71(24%)
差入保証金60(20%)
負債
有利子負債122(42%)
純資産
自己資本比率34.6%
配当性向9.5%
利益剰余金104(35%)
損益計算
売上高
営業利益率12.7%
経常利益率11.8%
当期純利益率10.6%
キャッシュフロー
投資額
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 減価償却費 | 5 | 6 |
| 固定資産に対する支出 | 7 | 9 |
株主還元
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 自己株式の取得 | 21 | 24 |
| 配当金の支払 | 4 | 5 |
株価 個人的な購入価額
2,265円(2026.2.20)
時価総額31,434百万円(02/20)
配当利回り(会社予想)1.77%(02/20)
1株配当(会社予想)40.00円(2026/06)
PER(会社予想)(連)8.64倍(02/20)
PBR(実績)(連)2.36倍(02/20)
EPS(会社予想)(連)262.20(2026/06)
BPS(実績)(連)960.73
ROE(実績)(連)58.44%
自己資本比率(実績)(連)34.6%
直近5期の平均EPS:337円
進捗:100%(2Q)
需要・顧客構造(+5%):
グリーンズはホテル用土地を所有若しくは賃借し、建物を所有して運営する「所有直営方式」が5店舗あり、その他はホテル建物を所有せずに、ホテルオーナー等が建築したホテル建物を賃借する「リース方式」を併用しています。リスクの少ない方法で事業展開ができていると思います。
競争環境(0%):
ビジネスホテルはアパグループ、東横イン、ルートイングループ、共立メンテナンス、スーパーホテル、ワシントンホテルなどがおり、競争環境は厳しそうです。
ビジネスモデルの有望性(+2%):
フランチャイズによるロイヤルティ負担はあるものの、インバウンド回復と供給制約による宿泊単価の上昇がそれを大きく上回り、稼働率を落とさずに利益を伸ばせる外部環境にあった点が、足元で業績が拡大している主因だと考えています。
コンフォートブランドは最低保証ラインがあり、無料朝食が付いており、清潔感があり全国での品質がぶれづらいです。ここなら泣きていないで怒られない、という心理的コストの低さが稼働率を底上げしてくれると予想しています。
株主優待(+10%):
持株数に応じて宿泊割引券がもらえます。長期保有優待もあるのも魅力的です。

個人的な好み(▲20%):
米国のホテルフランチャイズ大手、Choice Hotels Internationalのフランチャイジーとしてホテル事業展開をしています。アメリカの本部に新規ホテル出店にイニシャルフィーを支払う必要があり、売上高に応じたロイヤリティを支払う必要があります。他社のビジネスホテルと違い、固定的にロイヤルティがかかってしまうので、サービスに費やすコストが減ってしまうと思います。ホテルは労働集約的な産業であり、フランチャイズによるノウハウによる優位性は少ないと感じており、購入には消極的です。
個人的な目標株価
PER337×14倍=4,718
PBR961×0.7倍=673
プレミアム2,695×1.05×1.02×1.1×0.8=2,540
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上

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