埼玉の小川町という西部地区が発祥で135年の長い歴史があります。
ヤオコーは品揃えが良くて、好きなスーパーです。しかし、近くのヤオコーが閉店してなくなり、フーコットに変わっていました。ヤオコーが無くなり残念だなと思っていましたが、同じブランドなのだと知って安心しました。
埼玉中心のドミナント戦略から千葉・神奈川と範囲を広げているのが気になります。関東圏にはスーパーが多いので、埼玉に全集中して利益率を拡大すればいいなと思い、少し残念な気持ちになっています。
埼玉地盤の独立系食品スーパー。
利益率は業界首位級。
9月29日上場廃止、持株新会社が上場へ四季報
沿革
1890年 川野氏が埼玉県小川町に青果店である八百幸商店を設立
1974年 ヤオコーを設立
1988年 株式上場
2017年 エイヴイ及びエイヴイ開発を子会社化
2024年 せんどう(千葉県の食品スーパー)を連結子会社化
事業内容
食品を中心とした小売業
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連22.3 | 536,025 | 24,081 | 23,290 | 15,382 | 396.1 | 80 |
連23.3 | 564,487 | 26,235 | 25,597 | 15,849 | 408.0 | 85 |
連24.3 | 619,587 | 29,328 | 28,877 | 18,243 | 464.4 | 110 |
連25.3 | 736,400 | 33,402 | 32,583 | 20,176 | 493.3 | 125 |
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金502(13%)
有形固定資産2,354(63%)
差入保証金256(7%)
負債
有利子負債808(21%)
純資産
自己資本比率48.1%
配当性向25.3%
利益剰余金1,676(45%)
損益計算
売上高
営業利益率4.7%
経常利益率4.6%
当期純利益率2.9%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 127 | 142 |
固定資産 に対する支出 | 246 | 372 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 0 | 62 |
配当金の支払 | 35 | 51 |
株価 個人的な購入価額
9,647円
時価総額404,154百万円(07/14)
配当利回り(会社予想)1.30%(07/14)
1株配当(会社予想)125.00円(2026/03)
PER(会社予想)(連)19.16倍(07/14)
PBR(実績)(連)2.17倍(07/14)
EPS(会社予想)(連)503.48(2026/03)
BPS(実績)(連)4,447.92
ROE(実績)(連)11.56%
自己資本比率(実績)(連)48.1%
直近5期の平均EPS:428円
需要・顧客構造(+10%):
食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。
競争環境(▲15%):
スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・トップ・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。
ヤオコーは埼玉を中心に千葉・東京・群馬に出店しています。地域に集中して出店しており、競争力は高そうですが、関東はスーパーが多く、競争環境は厳しそうです。

ビジネスモデルの有望性(+10%):
ヤオコーは500店舗、売上高1兆円を目指しています。既存店舗の売り上げ増とともに、関東周辺スーパーをM&Aにより、事業を拡大させています。イオンと同じようにセルフレジを導入しており、店舗効率化と既存店舗の売り上げ増、M&Aにより事業の成長に期待が持てます。
株主優待(+10%):
持株数に応じて、優待券などがもらえるのは魅力的です。

個人的な好み(+10%):
自己資本比率が高く、財務が安定しています。今は近くに店舗がありませんが、小さい頃は近くに店舗があり、愛着があるので、積極的に購入したいです。
個人的な目標株価
PER428×14倍=5,992
PBR4,448×0.7倍=3,114
プレミアム4,553×1.1×0.85×1.1×1.1×1.1=5,666
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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