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オカダアイヨンは900株がお得?解体・木質バイオマス向け機械も期待大

企業分析
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解体現場を見るのが大好きです

巨大な重機が建造物を解体しているのはダイナミックでドキドキします。また、新しいものが生まれる前には、必ず解体(破壊)があり、まだ見る将来の建造物を想像し、ワクワクします。

さて、オカダアイヨンは解体アタッチメントの最大手であり、テレビの解体現場の特集番組ではほとんど「OKADA」のマークの解体アタッチメントが出てきます

数年前に木質バイオマス発電で使うチップを製造する機械メーカーを買収し、成長に期待ができます。また、最近IRにも積極的で株価が上昇しそうだと思い、調べてみました。

破砕・解体用建機メーカー。
環境機械も仕入れ販売。
米国など海外も拡大中。林業機械会社買収

四季報

沿革

1960年 大阪市東区においてオカダ削岩機を設立、空圧削岩機をはじめとする建設機械の販売修理及び組み立て業を開始

1977年 油圧ブレーカーの販売を開始

1987年 油圧高速圧砕機の新製品「コワリクン」の製造及び販売を開始

1992年 株式上場

2016年 アメリカテキサスに支店開設

2016年 子会社アイヨンテック新工場完成

2017年 南星機械、南星ウインテック、暁機工の株式を取得し子会社化

2019年 タイ駐在員事務所を開設

2020年 欧州駐在員事務所を現地法人化                                                                                            

業績(直近5期)

業績売上高営業利益経常利益当期利益一株益(円)一株配(円)
連16.312,04376072143863.622記
連17.313,1131,1061,092696100.923
連18.315,3991,1951,27066694.924
連19.317,8661,5241,5601,000123.327記
連20.317,9571,3681,347884109.528

南星機械の買収により売上高が大幅に増加しています。売上高当期純利益率も4.8%(5期平均)と高く、安定しています。

財務諸表(21年3月期3Q)

現金預金37億円(17%)
有形固定資産56億円(26%)
のれん73百万円

有利子負債63億円(29%)

自己資本比率51%

株価 個人的な購入価額

1,277円(2021.3.16)

2.19%(15:00)配当利回り(会社予想)
28.00(2021/03)1株配当(会社予想)
(連) 15.70倍(15:00)PER(会社予想)
(連) 0.93倍(15:00)PBR(実績)
(連) 81.34(2021/03)EPS(会社予想)
(連) 1,379.41(2020/03)BPS(実績)

直近5期の平均EPS:98円

進捗:93%(3Q)

需要・顧客構造(+10%):

建機に取り付け、解体に用いるアタッチメントの国内比率が大きいです。解体件数は建築着工数の影響を多く受けますが、オカダアイヨンは製品の切り売りだけでなく、設計・開発、製造、販売、修理を一気通貫で行っており、景気変動の業績に与える影響は緩やかにすみそうです。

オカダアイヨン決算説明資料21.3(3Q)

(セグメント情報21年3月期3Q)

競争環境(+20%):

タグチ工業、日本ニューマチック、古河ロックドリルが競合他社になります。解体する重機・解体アタッチメントの操作は熟練を要し、解体後の建設工事のスケジュールを考えると、工期厳守であり、慣れているアタッチメントを使うニーズは高いと思います。そのため、価格が安いからといって、操作感の異なる他のメーカーのアタッチメントに切り替えるハードルは高そうです。

また、解体はイレギュラーが多く、機械の故障も多いため、全国に修理・補修工場、修理ノウハウがあるオカダアイヨンの競争力は高いと思います。

ビジネスモデルの有望性(+30%):

解体マーケット需要

オカダアイヨン決算説明資料21.3(3Q)

高度経済成長期に建造された建物の老朽化が進み、潜在的な解体需要が高まっています。国内の建築需要の縮小が見込まれますが、中国などの東アジアの発展が著しく、解体から生ずる鉄スクラップ価格が高止まりで推移し、鉄スクラップを目的とした解体需要も出てくる気がします。また、中国など東アジアの建造物も次第に、老朽化し、解体需要が高まっていくので、海外需要の高まりにも期待が持てます。

林業機械(南星)

オカダアイヨン決算説明資料21.3(3Q)

2017年に買収した南星は林業機械を扱っています。国産材は木質バイオマス発電のチップの需要増加もあり、2010年頃をボトムに上昇傾向にあります。オカダアイヨンの林業機械(南星事業)も買収初年度は赤字でしたが、当期・前期と着々と利益を伸ばしており、今後の成長にも期待が持てます。

株主優待(+10%)

「オカダアイヨン・プレミアム 優待倶楽部」という保有株数に応じて、株主優待ポイントが付与され、商品を選択できます

東証へのプレス

ポイントを大分刻んでいますが、500,000株以上って・・・オカダアイヨンの発行済み株式数が8百万株なので、5%以上保有しないと該当しません。設定する必要ある(笑)?という気になりました。

保有株数によって1株当たりの優待ポイントが大分変ってくるので、にしました。

私の過去の経験から、このプレミアム倶楽部の商品金銭価値ポイント×7割程度だと感じていますが、持ち株数による1株の重みは無視できません

オカダアイヨンの優待を取りに行くなら、900株一番お得!!

私は着々と買い増しており、あと200株買えば、900株を達成します。2年目以降は、ポイント×1.1倍なので、3月の権利確定までに900株保有したいインセンティブが高まります。

余談ですが、2020年3月期はクオカードをもらいました

2020年3月期のクオカード

個人的な好み(+30%):

業績・財務ともに非常に魅力的な会社です。IR資料が非常に分かりやすく、読んでいるだけで胸が躍ります。頻繁にテレビ番組でオカダアイヨンの製品が出てきているように、広報部門も非常に優秀なのだと思います。非常に好きな会社なので、長期で保有したいと思います。

個人的な目標株価

PER98×14倍=1,372
PBR1,379×0.7倍=965
プレミアム1,169×1.1×1.2×1.3×1.1×1.3=2,868

過去の解体関連のブログ

2021.2
解体工事もできる金属リサイクルのイボキン(5699)

2021.2
スクラップ高騰が追い風、リバーホールディングス(5690)

2020.11
オカダアイヨンが優待変更(微妙・・・)
2019.8
解体のオカダアイヨン(6294)を買いたい!

2018.12
オカダアイヨン(6294)

2018.1
エンビプロ・ホールディングス [5698]

以上

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