最近LIGHT FXの豪ドルスワップポイントが高いことを知り、証券口座を開設しました
トレイダーズHDが親会社なので、調べてみました
傘下のトレイダーズ証券で外国為替証拠金取引・オプション取引。
四季報
バイオマス関連は過半譲渡
沿革
1999年 一般投資家向けにインターネット等を通じた金融デリバティブ取引サービスを提供することを目的として東京都港区南麻布に設立、FXサービスによる外国為替取引を開始
2005年 株式上場
2012年 子会社トレイダーズ証券が営む日経225先物取引事業を日産センチュリー証券に承継
2013年 子会社トレイダーズ証券が営む株式現物・信用取引事業をIS証券に承継
2018年 子会社みんなのビットコインの全株式を楽天カードに譲渡
2020年 子会社ZEエナジーの株式一部譲渡(51%)に伴い、同社は持分法適用会社へ移動
事業内容
・金融商品取引事業:
取扱うサービスはFX証拠金取引(商品名:『みんなのFX』、『みんなのシストレ』及び『LIGHT FX』)及びFXオプション取引(商品名:『みんなのオプション』)
・再生可能エネルギー関連事業:
再生可能エネルギーの一つである木質バイオマスのガス化による発電装置製造・販売を中心にして事業展開
・システム開発・システムコンサルティング事業:
中国大連及びベトナムハノイに拠点を置くNexttopにおいて総勢約110名の人員体制でシステム開発及びシステムの運用・保守を実施
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
連16.3* | 2,938 | -101 | -77 | 20 | 1.6 | 0 |
連17.3* | 2,941 | -1,311 | -1,487 | -1,496 | -94.2 | 0 |
連18.3* | 1,728 | -1,454 | -1,693 | -4,047 | -232.2 | 0 |
連19.3* | 4,654 | 1,061 | 864 | 124 | 6.0 | 0 |
連20.3* | 6,677 | 2,542 | 2,450 | 2,227 | 76.4 | 0 |
利益の増減が激しく、17.3・18.3月期は巨額の損失を計上しています
セグメント(2021年3月期3Q)

財務諸表(2021年3月期3Q)
資産
現金預金33億円(5%)
預託金・トレーディング商品・短期差入保証金586億円(92%)
負債
有利子負債18億円(3%)
受入保証金546億円(86%)
純資産
自己資本比率10.4%
配当性向-
利益剰余金43億円(7%)
損益計算
売上高
営業利益率29%
経常利益率27%
当期純利益率25%
株価 個人的な購入価額
322円(2021.3.6)
—%(—)配当利回り(会社予想)
—(2021/03)1株配当(会社予想)
(連) 5.72倍(02/26)PER(会社予想)
(連) 1.41倍(02/26)PBR(実績)
(連) 56.25(2021/03)EPS(会社予想)(連)
228.36(2020/03)BPS(実績)
直近5期の平均EPS:▲48円
進捗:70%(3Q)
需要・顧客構造(+5%):
FX市場の相場変動の影響を受け、顧客の取引量が大きく増減する傾向にあります。FXは買いでも売りでもエントリーできるので、市場のボラティリティの高さと市場参加者が多くいれば、安定した収益を稼げそうです。
競争環境(▲20%):
メインであるFX取引事業の業界は、市場の成熟化とFX取引事業者による業界内競争激化により、収益率の伸び悩みや低迷がみられ、事業環境は厳しそうです
ビジネスモデルの有望性(+5%):
中国・ベトナムでシステム開発をしており、外部顧客に対する売上も3割程度あり、コストダウンを目的とする外部企業からの受注アップに期待が持てます
株主優待(+%):なし
個人的な好み(+20%):
LIGHTFXは、他のFXの企業と比べ、豪ドルのスワップポイントが高く、魅力を感じました。また、トレイダーズ証券の自己資本規制比率は399.4%(2020年12月末)と、金融庁に届け出が必要な140%を大幅に上回っており、財務の安定性も魅力的です。
1,000通貨単位から取引でき、スワップポイントも1万通貨の1/10で、小数点以下累積の所が非常に良いです
キャンペーンもしているようです(使用感については、別の記事で紹介します)
個人的な目標株価
PER56×14倍÷2(過去業績補正)=392
PBR228×0.7倍=160
プレミアム276×1.05×0.8×1.05×1.2=292
以上
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