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日本証券アナリスト第2次試験合格

企業分析
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証券アナリスト2次試験に合格しました。4年に及ぶ長丁場、正直大変でした。口座受講費用・試験受験料も高く、かなりの勉強量が必要です。試験時間も1次試験・2次試験ともに6時間程度の試験で、精神肉体気にもハードでした。思い出を振り返ってみようと思います。

受講理由

小さい頃、親が日経新聞を取っており、経済や企業に興味を持っていました。大学時代に公認会計士の勉強をしており、「企業」に興味がありました。企業分析のブログを10年前に始め、知識を増やすため、証券アナリストの試験を受講しました。

1次試験

証券アナリストの試験を受験するには、公益社団法人日本証券アナリスト協会の講座を受講する必要があります。この講座は6万円します。推奨テキストの購入を勧められ、一緒に購入しましたが、買う必要はありませんでした。

巷では、講座で届く大量のテキストは読まず、タックのテキスト・過去問をやれば十分だと言われています。私は遠回りし、テキストをしっかり読んで、過去問を解いて試験に臨みました。

受験科目は大きく3教科あり、仕事柄「財務分析・コーポレート・ファイナンス」は理解も試験も問題なくクリアできました。問題となったのは経済学!初めての試験では「財務分析・コーポレート・ファイナンス」「証券分析とポートフォリオ」は合格し、経済学は不合格でした。経済学科で何を学んできたんだと失望しました。

1次試験で2年費やしました。

2次試験

1次試験合格者が2次試験の講座を受講できます。ここでも協会の講座受講料を6万円支払なければいけません。協会も阿漕な商売してますね。

2次講座もタックのテキスト・過去問をやれば十分です。

1回目の受験の時は、協会テキストを読んで、協会配布の過去問を解いて、試験に臨みました。見事に散りました。

2年目は、タックのテキストと過去問を解いて、試験に臨みました。

上のタックのテキストのほかに財務分析と経済学のテキスト合計3冊購入し、協会から届く倫理テキストと過去問を解くのが良いと思います。

二次試験は記述の問題です。用語を覚えないと勝負にならないので、暗記カードを自分で作成し、好頻出問題を暗記しました。

証券アナリスト2次試験では、全問解く必要はなく、皆が出来るところで確実に点数が取れれば、合格することができます。2回目の受験でも、スワップ・為替など全く手が出なかった章がありましたが、合格できました。

証券アナリスト的なベスト運用戦略

合理的な投資家がどのようなポートフォリオを保有するか?

証券アナリスト試験の答えは、国際資産評価モデル(International Asset Pricing Model)です。このモデルで投資家が保有するポートフォリオは、①世界のリスク資産の時価総額加重ウェイトで構成される世界市場ポートフォリオ(為替部分ヘッジ)②自国通貨の安全資産の組み合わせ、となります。

「資産運用始めよっかな!」と言っている人がいたら、この国際資産評価モデルをベースにeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を毎月積み立てで購入するのが良いよ!」と言っています。

じゃあ、私のポートフォリオは・・・、国内バリュー株メイン!このモデルじゃないんかい!

良いと言われても、面白味を感じません(笑)。

証券アナリストをオススメするか

証券アナリストはお金的にも時間的にもかなりの覚悟が必要です。証券会社で証券アナリストが必須でなければ、TACの証券アナリストのテキスト読んで、過去問1回合格ラインになるまで勉強するくらいで良いかなぁと思います。

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