日本の延べ宿泊数はすでにコロナ前の水準を超え、過去最高を更新している。国内需要の回復に加え、訪日外国人観光客の増加が大きな追い風となっています。

訪日外国人客数はこの20年で約10倍近くに拡大し、足元ではコロナ前の水準を明確に上回っている。延べ宿泊数に占める外国人比率は約26%にとどまるものの、
- 比較的グレードの高い宿泊施設を選択
- 客単価・消費額が高い
という特徴があり、観光業全体への経済的インパクトは比率以上に大きいと考えられる。
一方で、中国政府が高市政権への抗議として、日本への団体旅行の自粛を呼びかけたことが報じられた。

2024年の訪日外国人数に占める中国の割合は18.9%。香港(7.3%)を合わせると約4分の1を占める計算になる。ただし、残りの約7割はその他の国・地域であり、観光業全体に与える影響は限定的にとどまる可能性が高いと感じている。特に地方都市・ビジネス需要中心のホテルにとっては、中国依存度は必ずしも高くないと感じます。
ワシントンホテルは比較的良いホテルという印象があり、国内に43箇所あります。競争力も高いと思い調べました。
ビジネスホテル運営、首都圏中心のワシントンR&Bと関東以西軸のワシントンホテルプラザ
四季報
沿革
1961年 中部財界からの出資をうけ名古屋国際ホテルを設立
1969年 ワシントンホテル1号店となる「名古屋国際ホテル ビジネス新館 ワシントンホテル」を217室にて開業
2019年 株式上場
事業内容
「ワシントンホテルプラザ」、「ワシントンR&Bホテル」の計2ブランドのホテル事業の運営とゴルフ場クラブハウス内レストランの運営受託
業績
| 業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
| 連21.3 | 4,761 | -7,056 | -7,250 | -7,518 | -621.4 | 0 |
| 単22.3 | 8,547 | -3,243 | -3,108 | -3,261 | -270.5 | 0 |
| 単23.3 | 17,532 | 2,989 | 2,815 | 3,215 | 266.6 | 0 |
| 単24.3 | 18,294 | 1,490 | 937 | 835 | 69.3 | 10 |
| 単25.3 | 21,347 | 2,240 | 1,755 | 2,015 | 167.1 | 20 |
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金60(18%)
有形固定資産197(59%)
投資有価証券4(1%)
差入保証金44(13%)
負債
有利子負債207(62%)
純資産
自己資本比率28.2%
配当性向11.8%
利益剰余金59(18%)
損益計算
売上高
営業利益率10.5%
経常利益率8.2%
当期純利益率9.4%
キャッシュフロー
投資額
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 減価償却費 | 10 | 11 |
| 固定資産に対する支出 | 10 | 15 |
株主還元
| 科目 | 前期 | 当期 |
| 自己株式の取得 | 0 | 0 |
| 配当金の支払 | 0 | 1 |
株価 個人的な購入価額
1,567円(2026.2.20)
時価総額19,070百万円(02/20)
配当利回り(会社予想)2.55%(02/20)
1株配当(会社予想)40.00円(2026/03)
PER(会社予想)(単)6.42倍(02/20)
PBR(実績)(単)1.52倍(02/20)
EPS(会社予想)(単)243.93(2026/03)
BPS(実績)(単)1,028.46
ROE(実績)(単)23.73%
自己資本比率(実績)(単)28.2%
直近3期の平均EPS:168円
進捗:106%(3Q)
需要・顧客構造(+10%):
ワシントンホテルの平均客単価は7,806円/日であり、そこまで高くはなく普段使いのビジネスホテルです。
競争環境(0%):
ビジネスホテルはアパグループ、東横イン、ルートイングループ、共立メンテナンス、スーパーホテル、ワシントンホテルがいます。
ワシントンホテルは直近10年で新規開業は2022年札幌ワシントンホテルプラザ、2017年R&Bホテル新大阪北口ぐらいであり、新規開業は少なく古いホテルをリニューアルしてバリューアップしています。償却負担は少ないものの現代ビジネスホテルニーズにマッチしているとはいいがたく、競争力が弱いと感じます。
ビジネスモデルの有望性(+5%):
ワシントンホテルと藤田観光は同じ「ワシントンホテル」という名前で展開しており資本提携しています。2026年2月の中期経営計画ではワシントンホテルと藤田観光は業務提携契約を締結し、シナジー創出を目指すとしています。

ワシントンホテルは43ホテル、藤田観光は33拠点であり、ビジネスホテル事業の統合まで進められなかったのが残念です。業務提携だけで、大幅な競争力の増加や顧客基盤の強化は見込めないと思います。
株主優待(+10%):
持株数に応じてホテル宿泊割引券(20%割引券)がもらえます。1泊1万円のワシントンホテルで予約した場合、2,000円の割引になるので定期的に宿泊する人にとってお得感があります。
個人的な好み(0%):
よく使用する甲信越のワシントンホテルは藤田観光のブランドであり、ワシントンホテルが運営する宿泊施設に泊まったことがありません。償却負担減により利益は出やすい状況なのですが、いまひとつ購入には消極的です。
個人的な目標株価
PER168×14倍=2,352
PBR1,028×0.7倍=720
プレミアム1,536×1.1×1.05×1.1=1,951
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上

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