イオン系の上場子会社には株主優待制度があります。どの会社も優待券があり、全国のイオンのスーパーで使える会社が多いです。イオン九州でも優待券があります。100株で年2回5,000円ずつもらえます。
最も優待利回りが高く、九州在住でなくともメリットは大きそうです。
イオン系列。
九州で総合スーパー(GMS)や食品スーパーを展開。
子会社がドラッグストア運営四季報
沿革
1972年 福岡市に本社を置く福岡大丸は小売業の基盤と拡大を図るためイオンと業務提携契約を締結
2000年 株式上場
2020年 マックスバリュ九州及びイオンストア九州と合併
2022年 ウエルシアHDとイオンウエルシア九州を設立
事業内容
衣料品、食品、住居余暇商品、ホームセンター商品等を販売する小売業を展開しており、販売する商品及び販売形態により「スーパーマーケット・ディスカウントストア、総合スーパー(以下SM・DS、GMS)」「ホームセンター(以下HC)」「ドラッグ&フード」の事業を主に展開
業績
業績 | 売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期利益 | 一株益(円) | 一株配(円) |
単21.2 | 348,184 | 3,139 | 3,373 | 1,986 | 74.5 | 15記 |
単22.2 | 481,199 | 5,663 | 5,994 | 2,770 | 80.0 | 20記 |
単23.2 | 484,466 | 8,330 | 8,829 | 4,672 | 134.8 | 28 |
連24.2 | 510,317 | 10,382 | 10,539 | 7,025 | 205.2 | 50特記 |
連25.2 | 531,619 | 10,537 | 11,022 | 6,035 | 177.5 | 45 |
財務諸表 単位:億円(%:資産/売上に対する比率)
資産
現金預金76(4%)
有形固定資産1,009(56%)
差入保証金145(8%)
負債
有利子負債363(20%)
預り保証金102(6%)
純資産
自己資本比率65.3%
配当性向25.5%
利益剰余金401(22%)
損益計算
売上高
営業利益率2.1%
経常利益率2.2%
当期純利益率1.1%
キャッシュフロー
投資額
科目 | 前期 | 当期 |
減価償却費 | 65 | 70 |
固定資産 に対する支出 | 126 | 172 |
株主還元
科目 | 前期 | 当期 |
自己株式の取得 | 21 | 0 |
配当金の支払 | 15 | 19 |
株価 個人的な購入価額
2,876円(2025.7.18)
時価総額100,181百万円(11:28)
配当利回り(会社予想)1.74%(11:28)
1株配当(会社予想)50.00円(2026/02)
PER(会社予想)(連)18.49倍(11:28)
PBR(実績)(連)1.79倍(11:28)
EPS(会社予想)(連)155.51(2026/02)
BPS(実績)(連)1,606.80
ROE(実績)(連)11.47%
自己資本比率(実績)(連)30.6%
直近5期の平均EPS:134円
進捗:21%
需要・顧客構造(+10%):
食料品がメインであり、景気の影響を受けづらく、一定の業績を維持できそうです。
競争環境(▲10%):
スーパーはイオン・イトーヨーカ堂・トライアル(西友含む)・バローHD・ライフ・ヤオコー・マミーマート・ベルク・マミーマート・オーケー・業務スーパーなど大手や中小を含めて多くの企業が展開しています。
九州にはフジというイオンのスーパーやトライアルが大型店を有しており、競争環境は厳しそうです。
ビジネスモデルの有望性(▲10%):
福岡県の人口減少幅は緩やかですが、九州全体でみると人口減少が進んでおり、将来的な需要の先細りが気になります。

株主優待(+30%):
持株数に応じて、優待券がもらえます。イオンリテールや光洋でも使用できるので、近畿圏に住んでいても利用できます。100株で年10,000円相当はかなり割引率が大きく、今の株価水準で優待利回りは3.4%になります。

個人的な好み(▲10%):
自己資本比率が30%とイオングループの中では低く、財務に不安があります。
個人的な目標株価
PER134×14倍=1,876
PBR1,607×0.7倍=1,125
プレミアム1,500×1.1×0.9×0.9×1.3×0.9=1,564
※ブログは個人的な趣味で、株式購入可否は自己判断でお願いします。
以上
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