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東京都大丹波川支流(ヤマメの釣果良好、初心者向け渓谷、東京都環境局の森林整備)

渓流釣り
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2023年8月上旬。奥多摩川の支流の一つ大丹波川で渓流釣りをしました。入渓者が多く、至る所に足跡がありましたが、魚影が濃く、良型ヤマメが何匹も釣れました。針葉樹林の森林整備もしっかりされており、日の入る明るい、気持ちの良い渓谷でした。

このような人向けに記事を書きました。
・都内在住で近場で釣りを始めたい人
・下流の大丹波国際虹マス釣り場に行き、自然エリアでの釣りを始めたい人
・大丹波川のキャンプのついでに渓流釣りを始めたい人

6,000円で揃えられる道具も記事書きました!

大丹波川とは

大丹波川の下流には、JR青梅線川合駅があります。目的の沢は、蝉沢バス停から歩いてすぐです。バスは3時間に1本程度なのであまり期待しない方が良いと思います。川合駅からは、歩いて20分ほどなので、歩いた方が早いと思います。

35°50'13.9"N 139°09'31.1"E · 〒198-0101 東京都西多摩郡奥多摩町大丹波
〒198-0101 東京都西多摩郡奥多摩町大丹波

大丹波川は、下流に大丹波国際虹マス、上流に百軒茶屋キャンプ場・中茶屋キャンプ場・清東園キャンプ場があります。駐車場は、キャンプ宿泊者向けで、釣り人向けの駐車場、置ける場所がありません。

林道に辛うじておけました。すでに車が3台泊まっており、駐車キャパシティはありません。大丹波川の上流を余す事無く、攻めたいのであれば、公共交通機関+徒歩をオススメします。

大丹波川は奥多摩漁協が管轄しており、日券が2,000円と手ごろです。小学生以下無料、中学生半額となっており、初めての渓流釣りにはもってこいです。

いざ支流へ

水量はまずまずあります。入渓ポイントには、足跡が多くありました。都内から近いだけあり、多くの人が入渓しているのだと思います。アタリは多く

可愛いチビヤマメが釣れました。

流れ込みのポイントで

ヤマメ

スレて、大きいヤマメがいないと思いきや、結構良いサイズのヤマメが出てきます。良淵も多く、滝など危険な個所も少なく、安全に上流に進むことができます。渓谷の横に、林道が走っているのも魅力的です。

木があまりせりだしておらず、テンカラを投げれるポイントも多かったです。

良型のアマゴ達

砂防ダムの下で、20センチを超えるヤマメが釣れました。このサイズが釣れると嬉しいですよね。奥多摩漁協では一定サイズ以下の魚はリリースするというルールがあります。

ヤマメ・イワナは12センチ以下がリリース対象です。奥多摩に入渓する人は非常にマナーが良いのだと思います。リリースされた小さいヤマメが大きくなって、今回大量になったのだと思います。私も小さいサイズ、20センチ以下の魚はリリースしました。

リリースした魚も、針は外しに手間取ったり、砂の上にぶち上げられると、死んでしまうことがあります。私のオススメは、カエシのない吉村渓流です。バラシは増えますが、簡単に針を外せて、魚へのダメージも少ないのでオススメです。

このヤマメも色が薄く、美しいです。1匹1匹、違いがあって、見ていて楽しいです。

森林整備

他の沢と比べて、沢が非常に明るいです。針葉樹林が中心の森で、枝打ち・間伐がしっかりされていると感じました。

山の上、広大な範囲の林業の作業を行うために、林業モノレールがありました。手前には看板があり、

東京都環境局・奥多摩町の看板がありました。東京都では、手入れが遅れているスギ・ヒノキの人工林をお持ちの山林所有者と協定を結び、その森林において、東京都が全額費用を負担して間伐を実施しているようです。植林された針葉樹林の間伐・枝打ちなどがなされないと、地面に草が育たず、土壌が流出してしまいます。洪水が激甚化しており、奥多摩地区で土壌が流出すると、人口が密集している下流の多摩川の災害を増やしてしまいます。地元林業産業の活性、減災の観点から非常に有意義な取り組みだと思います。

森林は、相続により、所有権が分割されたり、森林に関心のない子世代に移って荒廃してしまったりすることがあると感じます。現に、家の近くの森林は、間伐されず、土壌が流出しています。

私の記事・動画を読んで、少しでも森林整備に関心が高まったら、嬉しいです。

さて、モノレールの横の滝、良い型のイワナ?がヒットしたのですが、

動画を撮影しようとバタついていたら、バラしてしまいました。こういう小滝。大物がいるんですよ!

動画

東京都大丹波川支流(ヤマメ渓流釣り、魚影が濃く、危険個所が少なく、初心者にもオススメな渓谷)

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