2024年9月。奈良吉野川の上流である丹生川で渓流釣りをしました。五條市漁協が管轄する渓谷です。9月末大きなサイズのアマゴを期待していましたが、釣れませんでした。今年は渇水気味で、アマゴのサイズが大きくなっておらず、渓谷もアブラハヤばかりでした。
丹生川とは
和歌山市街地の目の前を流れる紀ノ川は、上流に行くと吉野川になります。吉野川の支流の一つで西吉野村を流れています。
西吉野村は、2005年に大塔村に五條市と合併されました。管轄する漁協も五條市漁協という所で、南北の広範囲の渓谷をカバーしています。
五條市漁協の遊漁券は、フィッシュパスというオンラインサイトで購入できます。
日券が3,000円となかなか高いです。
新笠木トンネル先
奈良の市街地である大淀町から天川村に向かう国道309号に長いトンネルがあります。北が新笠木トンネルであり、谷を200m抜けると新川合トンネルがあり、天川村に入ることができます。新笠木トンネルの先、西吉野町勢井の渓谷で渓流釣りをしました。
標高が1,000m程度から流れる渓谷なので、アマゴ流域だと思います。しかし釣れるのはアブラハヤばかり。たまにアマゴが釣れました。
この日は9月末で2024年の渓流釣りができる最終日です。秋になり大型アマゴも増え、産卵に向け大きなアマゴが釣れることを期待してきました。良型はキープしようと思っていましたが、魚影が薄すぎて、全くキープできません。
道路が並走していますが、不法投棄が多かったです。車通りが少なく、誰も見ていないからと捨てる人が多いのでしょう。「ゴミを捨てるな!」という看板がたくさんありましたが、全く効果がないようです。悲しいです。
上流もアブラハヤが多く、さらに上流はアマゴ域になるかと思いきや、魚が消えました。整備された国道から近いので、入渓者も多いのでしょう。厳しい渓谷です。
そね川
支流の1つに入りました。結論から申し上げると、アブラハヤしか釣れませんでした。林道が並走していますが、かなり荒れており、下流に1か所駐車できるスペースがあり、それ以外は停められませんでした。
水量はあり、標高もあるのでアマゴ域なのでしょうが、漁協が継続して放流していないのだと思います。1つのみみずにアブラハヤが2匹釣れました。
また、今年は、まとまった雨が少なく、アマゴのエサとなる虫や水生昆虫が川に流れてこなくて、アマゴが大きくなっていない気がします。秋の時期は、良型が釣れる傾向にあるだけに、残念でした。
もっと上流に行けばアマゴが釣れるのかもしれませんが、興醒めしてしまい道半ばで納竿しました。帰りは林道沿いを下れるので、楽でいいのですが、きつい場所です。
川股川
泣きのもう1渓谷。川股川は下流に集落があります。高城山(1,111m)、武士ヶ峯(1,014m)を源としており標高はアマゴ域としては十分だと思います。
アブラハヤが多いです。でも、良いアタリもありました。
チビアマゴが釣れました。
林道の並走している渓谷でした。登りやすい渓谷で良淵も多いのにアマゴがいなかったです。アブラハヤが多く、トロ場を流すとすぐにアブラハヤが食ってきました。入渓者が多く、アマゴが抜かれてしまっていたのかもしれません。
ただ、隣の渓谷と比べると、漁協が稚魚を放流しているようで、アタリがありました。本流に流れ込む支流。ここで最後にしようと決心。
20センチ近いアマゴが釣れました。2024年天然渓谷での最後の1匹です。
今年最後がこの1匹になるとは・・・。消化不良。10月以降は管理釣り場で泣きのリベンジしようかなと思います。管理釣り場も紹介するので、参考になれば嬉しいです。
管理釣り場ブログ
永源寺グリーンランド、天然渓流エリアは、大雨で淵が埋まってしまい、ポイントが少なくなってしまっているようです。人工渓流エリアが楽しめる
永源寺グリーンランドの尺アマゴ、あっけない
池田養魚場は、高水温で現在は釣りができないようです。良い渓谷なので、オープンしている時に是非。
テンカラエリアも良い感じだった
冬にイワナは釣れない
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