2021年6月下旬。滋賀の琵琶湖の東にある愛知川支流・御池川で渓流釣りをしました。御池川は透明度が高く、水量も多く、非常に美しい川でビックな岩魚とチビアマゴが釣れました。
御池川はルアー・フライフィッシングで人気のある川なのでしょうか?ルアー・フライフィッシングの竿を持っている人が多く、土曜日9時には、駐車スペースは車で一杯でした。川に人が多いので9時以降は釣り場を求め、道路を1時間ほど歩きました。それでも、入渓口近くはどこも車が止まっているので、ついに御池川での釣りを諦めました。
御池川は魚はスレていますが、人が多い割に、水中の魚影が濃いと感じました。技術力があれば、十分釣果が期待できる川だと思います。
御池川に入渓する人の参考になれば嬉しいです。
※私は今度来るときは、入渓の少ない平日に来ようと思いました。
場所
滋賀県東近江市箕川町
御池川は、琵琶湖の東に流れ着く愛知川の支流で、御池岳(1,247m)を源としています。御池岳は石灰岩質の山であり、その川の水はエメラルドグリーンで、透明度が非常に高いです。標高の高い所から流れ出ているので、アマゴ・岩魚の流域となっています。この地域は、木地師というろくろを用いてお椀などを加工する職人が住んでおり、非常に歴史がある場所です。
釣りをした区間は、上から下の区間です。
結構早いペースで釣り上がりましたが、落ち着いて釣りができたのはこの区間だけでした。上流に釣り人がいたので、道路に出て上流に向かいました。、が、全ての駐車スペースが車で埋まっており、全く川に入れなくなりました。上流には入渓していないと考え、1時間ほど道路を歩きました。10時を過ぎても、下流からどんどん車が登ってきたので、この辺で諦めて、降りることにしました。
永源寺ダムの上流は、愛知川上流漁協の管轄で、釣りチケというオンラインで遊漁券を購入できます。日券の値段も2,000円と非常にリーズナブルな所も魅力的です。

釣り(苦戦タイム)
朝5時入渓開始。

人気な川だけあり、川の入口には「入川口」と看板がありました。始めて来る人にとっては非常に助かりますね。人がたくさん入っており、魚がスレている悪い予感もしました。

左右を岩盤に囲まれた渓谷、水の透明度が高く、水量も多く、良いポイントが多いです。


早速アマゴが1匹釣れました。結構アタリは多いのですが、サイズが小さいのでしょうか?上手に合わせることができません。釣り人がたくさん入るので、魚も賢くなっているのかもしれません。

良い淵もトロ場を流すと、すかさずアブラハヤが喰ってきます。流す場所を選ばないと、エサを無駄にしてしまいます。

友人はテンカラデビュー。前回、京都久多川の源流では、岩魚が水面に落ちたエサに飛び付いていました。
まぁ、やはり、エサと比べると、フライの活性は低く、結局途中でエサに転向していましたが・・・。エサ最強。魚があまりスレていない源流では、フライで岩魚を釣っていたので、やはり魚の量が重要だと感じました。


水中には、アマゴらしき魚とアブラハヤ軍団が居ました。魚影は非常に濃いと感じました。
岩魚フィーバー

大きなアタリがありました。が、残念ながら釣り逃してしまいました。_| ̄|○残念がっていたところ、手前に魚がやってきました。

エサをくれ!と言わんばかりに手前の淵にやってきました。奇行種でしょうか?絶好のチャンスなので手前にエサを入れると、見事に釣れました。

20センチ超の岩魚でしたが、随分痩せていました。放流魚で、生簀でエサを人間からもらっていた記憶が蘇ってきていたのでしょうか?不思議な岩魚だと感じました。

谷が深くなってきました。良い淵ですね。岩魚が良そうです。手前の岩の横にエサを流すと、大きなアタリが!

美しい。神々しい。スマホのホーム画面にして、常に見たい1匹です。20センチを優に超える岩魚が釣れました。今日は本流で放流魚がメインなので、遠慮なくキープしました。塩焼きにすると美味しいサイズです。


滝の下で大岩魚出てきてくれました。非常に美しい1匹です。
本流で上流に民家があるので、若干水質が悪いのでしょうか?澱んでいる所に魚が通ると、魚に虫が付着します。魚に付くと、なかなか取れず、魚が体力を消耗してしまいます。リリースする魚は、澱んだ水ではないところで針を外した方が良いと感じました。
水中にはアマゴがたくさんいますが、全く釣れません。かなりスレているので、重りを一番軽い重りにして、エサ(針)と重りの距離を離して、自然に流れるように工夫しました。これで釣れる!と思いきや、

釣れる魚は岩魚のみ。アマゴは難しいですね。
誰かーー!アマゴの釣り方教えてください!

非常に大きな淵。魚の姿が水面からでもはっきり見えます。40センチ級の超大型岩魚が悠然と泳いでいます。淵が大きすぎて、6mの竿では全く奥に届きません。魚から私達の気配を感じ取られているので、1匹も釣れませんでした。
ルアーでやる人は、結構遠くからこの淵の奥にルアーを入れて釣るのが良いと思います。この淵にいる魚は、釣り人泣かせの猛者です。是非40センチ級の大物を釣ってください。釣った人が居ましたら、私にツイッターで連絡くれたら嬉しいです。泣いて喜びます。お待ちしています。
@hikako8amago3


良い淵で大型の岩魚が釣れました。岩の上にぶち上げました。糸の切れるギリギリのラインでした。ラインだけに。


小沢で岩魚に出会いました。3回もエサを食いに来ていました。嬉しいですね。飲み込んだ針を外し、すぐにリリースしました。
道路を登る
上流に入川口があり、フライフィッシングをする人がいました。一旦川を上がり、道路を歩き、釣り人が入っていないポイントを目指します。

だがしかしーー!下流からはポイントを探す車がどんどん私達を追い抜いていきます。上流に行っても、駐車場という駐車場には必ず車が泊っており、いつまで経っても、川に入ることができません。1時間ほど歩き、ついに諦めました。
私達は、道路のない危険な渓流を体力任せに登るのを生業としています。道路が並走し、入渓が容易で、立派なポイントが多い川は合わないことに気づきました。
源流を目指し、私達は、別の沢へと足を進めました。
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